院長あいさつ

7月あいさつ(2018年)
 7月だというのに、連日雨が続き、すっかり蝦夷梅雨になってしまいました。蒸し暑い日が続いたと思ったら、その後は10℃前半まで下がり、ストーブを点けた方も多いのではないでしょうか。九州から関西にかけては、史上最悪レベルの豪雨に見舞われ、多くの方々が避難を余儀なくされています。1日も早い復旧、復興を願っております。

 そんな日本にロシアからエールを届けてくれたのはサッカー日本代表チームでした。大会前には私を含め誰もが予選リーグでの敗退を予想していましたが、始まってみると第1戦では強豪のコロンビアを撃破、第2戦では先行されたセネガルに2度も追いつき引き分け、第3戦のポーランド戦は凡戦でしたが、ある意味歴史に残る駆け引きの結果、見事アジア勢で唯一決勝トーナメントに進出しました。準決勝では優勝候補のベルギーに対しまさかの2点先行、多くの日本国民、いや西野監督ですら夢見心地だったに違いありません。ところが「赤い悪魔」と言われるベルギーが、最後は私達を天国の階段から引きずり下ろしてしまったのです。この敗戦は、外国メディアや私の外国の友人からも「とても悲しく、ハートブレイクな幕切れ」と表現されましたが、試合終了直後はまさしくその通り失意のどん底でした。しかし、考えてもみれば予選リーグ3戦全敗でもおかしくないと言われた日本チームが、今大会屈指の感動的な試合を何度も演じ、最後は夢までみさせてくれたとことに、感謝と賞賛の気持ちを禁じ得ません。長く日本を支えた大黒柱、本田圭祐と史上最高のキャプテン長谷部誠は、今大会を最後に日本代表を引退するそうです。釜本邦茂、三浦知良、中田英寿そして本田圭佑。日本サッカー界も野球のように、各世代に役者が揃ってきました。今後は野球のWBCのように、紡いできた歴史の積み重ねが、いつかは優勝の扉を開ける時が来る、そんな予感を感じさせてくれた大会でした。

 ここ数年は異常気象が当たり前のようになってきて、災害も大規模になってきました。札幌でも蒸し暑かったり寒かったり、1週間以上も雨が続いたりで風邪など体調を崩す方が多く見られます。雨の日でも室内で楽しめるような趣味を見つけて、間もなく訪れる爽やかな北海道の夏を待ちましょう。

 写真は浜益の海岸です。徐々に夏らしくなってきました。


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6月あいさつ(2018年)
ライラックの時期もあっと言う間に過ぎ去り、6月になりました。雨のヨサコイも終わり、いよいよ札幌祭りの時期となりました。お祭りが終わるといよいよ夏の到来です。

 先日仕事で函館出張に行ってきました。帰りになかなか行く機会のない道南の日本海側、江差町を訪れました。江差といえば、ニシンでの繁栄、そして江差追分が有名ですが、今回は明治維新の戦争の歴史に触れてきました。江差の中心地に行くと、海岸に立派な帆船が係留されていました。なんだろうと思い、近づいていくと、幕末に箱館戦争の主役を務めた、榎本武揚率いるあの開陽丸でした。といっても復元されたレプリカで、現在は博物館として使用されているものでした。建造は江戸時代の1867年で、江戸幕府が海軍強国のオランダに初めて発注した、当時としては最大級の軍艦だったそうです。艦内には多くの大砲が原寸大で多数配置、展示されていましたが、大砲はドイツ製で、射程が約4kmの当時最先端のクルップ砲を多数備え、圧倒的な攻撃力を誇っていたそうです。開陽丸は、最後の将軍、徳川慶喜の大阪脱出で使われたり、戊辰戦争の発端となる戦闘から箱館戦争に至るまで、常に旧幕府軍の切り札として威力を発揮していました。しかし、その最後の地が、ここ江差だったというのは意外でした。旧幕府軍が箱館戦争を有利に進める中、開陽丸は松前に続き、江差を制圧すべく江差沖に到着。しかし、新政府軍はすでに撤退しており、江差は難なく無血開城。しかし開陽丸はここで海の藻屑となってしまうのです。開陽丸を沈めたのは、江差特有の「タバ風」と言われる強風でした。風に煽られ、硬い岩礁に座礁し、そのまま沈没。確かに私が訪れた日も、快晴にも係わらずずっと強風が吹いており、風速計で測ると10m/sを超える時もありました。低気圧の時はその比ではないでしょう。旧幕府軍が開陽丸を失ったことは、後の箱館戦争への敗北、そして明治維新に繋がっていくのですから、江差町は日本の歴史のターニングポイントになった重要な地と言えるでしょう。開陽とは、「夜明け前」というオランダ語の和訳だそうです。開陽丸は文字通り、日本の夜明け前に姿を消したのです。江戸時代末期に、オランダ、ドイツなどの技術を使った軍艦が日本にあったこと、それをちょんまげの兵士が操作していたことを思うと、欧米列強に翻弄されつつも立ち向かっていた先人達の姿、そしてそのお陰で先進国としての今があるのだということを改めて感じさせられた一日でした。

 先日、卓球ジャパンオープンで、男子は張本智和選手、女子は伊藤美誠選手が、いずれも中国世界チャンピオンを破りアベック優勝しました。中国に勝つことなど不可能と思っておりましたが、日本の若い力が重い歴史の扉を開いてくれました。日本卓球界は黄金時代を迎え、東京オリンピックがますます楽しみになりました。私も「チョレイ!」や「美誠パンチ」を真似てみようかと思います。

 暑い日があったと思いきや、寒い日が続いたり、気温の変動が激しくなっています。温度管理、体調管理に気をつけて、爽やかな北海道の初夏を楽しみましょう。

 写真は、江差の砂浜です。夕陽に染まる夕顔が綺麗でした。

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5月あいさつ(2018年)
 5月になりました。クロッカスに始まり、福寿草、カタクリ、エンゴサクが続き、現在は梅と桜が咲き誇り、いよいよ春爛漫となりました。これからの花の競演もとても楽しみです。

 先日、私の演奏している楽器ハンマーダルシマーの世界的奏者のジョシュア・メシック氏が東京に来るというので、会いに行ってきました。メシック氏は、昨年公開された映画「メアリと魔女の花」で全編にわたり素晴らしいハンマーダルシマーの演奏を披露さた方です。まさに私の憧れの演奏家ですが、ご縁があってメシック氏との交流を通じて特注のダルシマーを作っていただき、今回はそれを持参してのイベント参加になりました。ワークショップ終了後のコンサートでは私のダルシマーで演奏してくださり、大変感激しました。世界の一流奏者の素晴らしい演奏に感嘆し、その技に少しでも近づきたいと思いました。また映画を作成した米林監督もお越しになり、望外の喜びとなりました。今回はアニメ部門のアカデミー賞を逃しましたが、次回作品に期待したいところです。「メアリと魔女の花」はDVD、ブルーレイで発売されておりますので、ぜひ皆さんも一度ご覧になってメシック氏の素晴らしい演奏を聴いてみて下さい。メシック氏はいつか札幌に来てくれることを約束してくれました。その時は皆さんにもお知らせしますので、どうぞお楽しみに!
 
 そして東京に行ったついでに私の母校、北里大学にも行ってきました。卒後24年目にして初めての凱旋です。大学病院は新築され、ロビーにはスターバックスがあり、キャンパスには3つもの大手コンビニが軒を連ね、壁には2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智特別栄誉教授所蔵の絵画が患者さんの心を慰めるように飾られていました。当時の大学の面影はなく、お互いおじさんになった旧友と歩きながら、時の流れを実感して参りました。

 6月6日(水)午後2時からごう内科アフタヌーンコンサートがあります。今回は札幌で活躍されるギタリスト夢和さんの登場です。夢和さんは、元ふきのとうの山木康世さんプロデュースによるCDなどを発売されている大変素晴らしいギタリストです。皆さんぜひお越し下さい。

 写真は、石狩マクンベツ湿原の水芭蕉です。

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4月あいさつ(2018年)
 4月になりました。あれほど積もっていた雪もあっという間に姿を消し、代わって福寿草やクロッカスなど春の妖精達が芽を出し始めました。これからは、スプリングエフェメラルの競演、それが終わるといよいよ真打ちの桜が登場しますね。

 先日、親族の結婚式出席のためカナダのトロントへ行ってきました。トロントはCNタワー、今年引退した川崎宗則選手が所属したブルージェイズの本拠地、ナイアガラが有名ですが、今回は短期滞在のため、式場とホテルの周りしか見られませんでした。石造りの素敵な建物があちこちにあり、町全体が自然と調和して美しい町並みでした。ニューヨークは約30年振りの訪問でした。トランプ大統領になってから外国人排斥の雰囲気があるのかなと思いきや、そんなことは全く感じず、入国審査もスムーズで、ホテルやレストランの人達もフレンドリーで、楽しく快適に過ごすことができました。ただトランプタワー周囲だけはものものしい感じで、周辺道路一部は閉鎖され、自動小銃で完全武装した警官が数名立っておりました。夜はミュージカル「オペラ座の怪人」を初めて見ました。美しい歌声が今も心に残っており、人々を魅了して止まないニューヨークの魅力を感じました。翌日はメトロポリタン歌劇場で「ランメルモールのルチア」という演目を見ました。30年前もそうでしたが、あまりにも心地よいのと時差ぼけで不覚にも大半は寝てしまいました。有名なテノールの歌手が主役だったようで、家族から勿体ない!と言われましたが、意識がなくなってしまうのですから仕方がありません。ニューヨークは30年前と比べ、地下鉄も綺麗になり、ホームレスもほとんど見ることもなくなり、全体的に治安も改善している気がしました。また機会があれば訪れたい街です。
 そんなアメリカから帰国してからビッグニュースが届きました。ご存じ大谷翔平の大活躍です。海を渡った二刀流は投打に渡り彼の地の人々を驚かせています。これからの活躍にワクワクしますね。
 
 春は花粉症の季節です。いよいよしらかば花粉の飛散も始まりますので、アレルギーをお持ちの方は、早めの内服、点鼻、点眼治療をお勧め致します。

 写真は、バッテリー公園から見た自由の女神です。

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3月あいさつ
 ついこの間、正月だと思ったのに、もう3月を迎えました。札幌の寒さもピークを越えて徐々に雪解けが始まっています。あと半月もすればいよいよ待ちに待った春がやってきます。

 平昌オリンピックは、日本は長野大会を超える冬期オリンピック史上最多の13個のメダルを獲得しました。現代日本の若者の技術の高さと力を出し切れた精神力を称えたいと思います。序盤はなかなか金メダルが遠く、金メダルというものは特別な才能を持つ人が、さらに努力を重ねた上で初めて取れるものなのだと思い知らされました。特に印象に残っているシーンは、小平奈緒選手の500m決勝での最終コーナーでの表情です。あんなにやさしい顔の小平選手が、歯を食いしばってものすごい形相で滑っている姿にゾクッときました。誰しも人生で歯を食いしばって頑張った経験はあると思いますが、我を振り返ってあれほどの形相で必死になったことがあるだろうかと自問しました。もう一つは、やはりフィギアの羽生結弦選手です。特にフリーの演技最後の「ドン!」という音とともに両手を広げた瞬間は、日本の、いや世界中の女性達のハートを持って行ってしまったのではないでしょうか。右足に怪我をしながらのオリンピック2連覇は驚嘆に値するとともに彼は永遠の伝説になったのだと思います。「スケートに人生の全てをかけてきました」と羽生選手は言いました。その言葉は小平選手の鬼の形相と重なり、ひたむきに生きる尊さのようなものを教えられた気がしました。才能は人それぞれですが、努力することは真似できるので、日々周りの人たちと「頑張ろうねー、そだねー」と励まし合いながら生きていこうと思います。

 3月に入ってもまだインフルエンザやノロウィルスの発生が散見されます。暖かくなるまでは油断せずにうがい、手洗い、手指の消毒を心がけ元気に春を迎えましょう。3月末から4月初めにかけて出張のため留守にします。休診や代診となりますので、予め院内掲示板やホームページでご確認ください。

 写真は冬の登別大湯沼と日和山です。夕焼けに染まる湯けむりが幻想的でした。


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2月あいさつ(2018年)
 2月になりました。札幌は例年より雪が少ない楽な冬を過ごしておりましたが、ついに寒さ本番、積雪も平年並みとなり、まさに帳尻があってきました。

 先日、およそ17年ぶりに冬の然別湖に行ってきました。目的は名物の凍った湖上露天風呂でしたが、残念ながらまだ制作中で入ることが出来ませんでした。しかし、朝日に照らされた凍った湖面とそれを囲むように広がる樹氷の森は大変な絶景でした。その後、かねてから気になっていた糠平湖のタウシュベツ橋梁に向かいました。ここは、「幻の橋」とも言われる北海道遺産で隠れた観光名所です。なぜ幻と言われているのかというと、夏はダム水面下に沈んでしまい、冬にだけその姿を見せるためです。コンクリート製ですが、その美しいアーチ型から「めがね橋」とも言われ、多くの人を惹きつけ止みません。しかし、水没する影響からか経年劣化、崩壊が進み、完全な姿を見ることができるのは今年が最後とも言われています。この橋に行くには凍った湖上を対岸に向かって約1.5km歩いて渡らなければなりません。私は歩くスキーで行きましたが、途中「ガスによる穴に注意」という看板があったり、所々ミシミシ音がしたり、時々肝を冷やしながらもなんとか到着しました。幸い橋はまだ原型を止めており、丁度夕陽を浴びながら大雪の山々と幻想的な糠平湖を従えたその姿はまるでローマ遺跡のように美しく、昭和14年建造当時の技術の高さ、優れたデザイン性に大変感銘しました。ここに、かつて多くの人々を乗せた列車や貨物が走ってた姿を想像しつつ、北海道の盛衰とこれからの未来について思いを馳せました。

 インフルエンザが猛威を振るっています。そして最近では胃腸炎の患者さんも増えてきています。今一度、うがい、手洗い、保温、保湿に務めながら、元気に雪祭りと平昌オリンピックを楽しみましょう。

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1月あいさつ(2018年)
 新年あけましておめでとうございます。平成も残すところあと1年余りとなりました。お正月は予想に反してそれほど悪天候でもなく、また平年に比べると気温もやや暖かいお正月でしたが、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?

 私は、今年は遠出せずに、近場で(冬なのに)カヌーを楽しんでいました。数年前から我慢できずに冬もカヌーをするようになりました。場所は、主に定山渓、支笏湖、千歳あたりです。皆さんにとって冬のカヌーは、想像するだに極寒だとお考えと思いますが、お察しの通りとても寒いです。しかし、それにも代え難い冬ならではの静寂さ、美しさがそこにはあります。そして何よりヒグマに会う心配がないので心ゆくまで奥の沢を漕ぐことができます。最近は装備も充実し、保温に優れた装備を使うことで、今では氷や水の中を歩き回っても平気になりました。たまに水の中に入っている釣り人に会うと、なんて物好きな・・・と思いますが、相手も私のことをそう思っているに違いありません。これからは雪が多くなってきますので、そうするとクロスカントリースキーやテレマークスキーで山に入っていこうと今から楽しみにしています。

 今年は平昌オリンピックやサッカーワールドカップなどの大イベントが目白押しで、個人的に大変楽しみにしております。今の若者は、早くから世界を意識して経験を積んでいるせいか、昔よりも普段の力を大舞台でも出せるようになったと感じます。大変頼もしく、楽しみに見させていただき、そして応援したいと思います。

 新しい天皇になると元号も変わります。平成は、必ずしも平成な時代ではなかったかもしれません。しかし今上天皇と皇后様の優しい微笑みは、多くのなぐさめをもたらしたのではないでしょうか。そして昭和生まれの私は、また一つ、古い人間になります。いつか「へ〜、昭和生まれですか!」と言われるくらい元気で長生きしたいものです。

 皆様にとって、幸多き一年になりますように!今年もよろしくお願い致します。

 写真は、千歳の美々川です。


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12月あいさつ(2017年)
 昨年ほどではありませんが、今年も11月末から雪が降り続け、12月初旬には早くも根雪になってしまった模様です。いよいよ除雪シーズンの始まりです。そして師走に向けて、忘年会やクリスマス、年賀状、大掃除と忙しくなりますね。

 今年を振り返ると実に驚くことがたくさんありました。一番驚いたのはあのアメリカ合衆国大統領にトランプ氏が選ばれたことです。あれだけの暴言、誹謗中傷を繰り返していた人物が本当に大統領になってしまうとは、最初に聞いたときは冗談かと思い、失礼ながらアメリカ人の方達はどうかしてしまったのかなと思ってしまいました。しかしアメリカ人の友人に、国内にある色々な問題、経緯を教えて貰った後は、トランプ氏が大統領になったのは決して偶然ではないということがわかりました。そして、もう一つ驚いたことは、北朝鮮のミサイルが北海道上空を通過したことです。このためJアラートが鳴り響く事が数日あり、戦時中というのはこういうものかという感覚を抱きました。もし日本を狙ったものであるなら、Jアラートが鳴ってから数分で着弾するそうです。自分の子供達に、数分で地下に避難するよう伝えましたが、そういった状況に置かれている私達の現実に、ただただ愕然とするしかありません。こうした危機的な国際情勢を抱える国難をまさに今年から来年にかけて迎える訳ですが、当該国の指導者には賢明な選択をして貰うよう切に願わずにはいられません。

 そして、私達の医療と介護も新時代を迎えようとしています。医療制度改定で、スマートホンなどによるオンライン診療が議論されています。これが実現すると、病院に来ることなしにスマホのテレビ電話で医師と話し、診察が完了するというものです。当然、聴診、触診はできず、問診だけになるので、これでちゃんとした診療が成り立つのかという本質的な問題がありますが、国は実現に前のめりになっています。そして数年後にはAIを医療現場に実装する予定とされており、医療の現場のこれまでのあり方が全く違うものになるでしょう。そして、ロボット技術も想像を超えて進歩しております。今やロボットが空中をバク転する時代となっており、間もなくAIを搭載した人間より賢く、人間よりも運動能力に優れたロボットが登場するでしょう。そうすると医療ばかりでなく介護の現場も一新されるに違いありません。良いこともたくさんあると思いますが、個人的にはスターウォーズの戦闘ドロイドを思い浮かべてしまいました。

 時代の進み方がかつてなく速く感じます。しかし、主役はやはりヒトであることには変わりません。ごう内科はヒトとヒトとのつながりを大切にし、「医療と介護が協力し、地域の方々の健康と生活に貢献する」という使命のもと、変化する時代に合わせながら来年も頑張りたいと思います。皆様、良いお年をお迎えください。

 写真は、京都は金戒光明寺庭園です。


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11月あいさつ(2017年)
10月の台風がもたらした雪の後、美しい木々の紅葉はすっかり葉が落ちて、いよいよ冬の装いとなってきました。当クリニックでも、栄通りの銀杏並木からの落ち葉拾いに精を出す日々が続いております。

 日々患者さんとお話しをさせていただいていると、色々な趣味を持つ方がいらっしゃいます。中でも北海道のスポーツチームを応援する方達は本当に熱いなあと感じることが多々あります。例えば、先日のプロ野球ドラフト会議では、日ハムが最大の目玉である清宮選手を引き当て、何人もの方達が興奮の面持ちでその喜びを話され、もう来年の優勝が決まったかのような勢いです。また今期J1リーグに昇格したコンサドーレは、誰もが来期のJ2への出戻りを覚悟しておりましたが、予想に反し大健闘し、ほぼ残留が決定しそうな位置につけています。「すぐに降格するよ〜」と嘆いていた患者さんは、最近とてもお元気で、コンサドーレの躍進の方が、よっぽど薬より効くのではないかと思うほどです。またバスケットのレバンガを、会場の設置からお手伝いをしているファンの方も、今年のレバンガの活躍に喜びが滲み出ているのがわかります。

 「日本に足りないのは希望です」と言った政治家がおりましたが、こと北海道に関しては、すばらしい若者、選手達が多くの道民に元気と希望を与えてくれています。「病は気から」という言葉がありますが、これは「気の持ち様」という解釈が一般的です。しかし漢方的に捉えると、実はもっと深い意味があるのではないかと考えています。漢方では「気」を「エネルギー」と捉え、人間が生きていく上で最も重要なものと考えています。「気」の異常には3つあって、「気うつ」「気虚」「気逆」とあり、嬉しいことや将来の希望を感じると、気の流れが良くなり、「気うつ」が改善します。その結果、まさに元気になるのです。そう考えると、スポーツ観戦に限らず、楽しみな趣味を持つことは、「気」を充実させ、健康につながっていくと思いますので、皆さんも「気」の流れを良くするような、元気を感じるものを探しながら過ごされてみてはいかがでしょうか?

 報道にありますように、今年はインフルエンザワクチンの製造が約2ヶ月遅れ、供給量が必要量を下回り、全国的に不足しています。この状態ですと、11月中には一旦流通がなくなり、当クリニックでも一時的に在庫がなくなる恐れがあります。しかし12月には十分に供給される予定となっておりますので、お急ぎでない方は12月に接種されることをお勧め致します。

 写真は、弘前城公園の紅葉です。桜が有名ですが、紅葉もなかなかのものでした。


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10月あいさつ(2017年)
 10月になりました。今年の北海道の夏も短く足早に過ぎ去っていきました。気がつくと、街路樹や公園の木々が色づき初めて、秋の風情を感じさせる季節になりました。気温も夜には10度を切り、早くも雪虫が飛び、まもなく初雪が降ることを知らせてくれています。

 昔、陸上100mでカール・ルイスという絶対的王者がいました。それまで10秒を切ることが難しかった時代に、当然のように9秒台をマークし、例えスタートが遅れても、途中からあっさり抜き去る姿が印象的でした。時代は変わり、2mを越える巨人がその記録を9秒58まで縮めました。ウサイン・ボルトの登場です。しかもゴール手前で力を抜いての世界記録でした。その後ボルトは自身の記録を塗り替えることなく、今年引退しましたが、ゴール手前で力を抜かなければもっと凄い記録が出ていたに違いない、というロマンを残した引退でした。そして、遅ればせながら日本にも、ついに10秒の壁を破った選手が現れました。「ジェット桐生」こと桐生祥秀選手が、日本人で初めて9秒98をマークしたのです。何度も挑戦しながらも、調子を落とした時期もあっただけに喜びもひとしおだったことでしょう。そして日本人でもできるんだ、という勇気を多くの人々に与えたと思います。今回知ったことですが、これまで10秒を切った選手は世界で120名を越えているそうですが、そのほとんどが中南米やアフリカ出身の黒人選手で、それ以外の人種からは中国選手の9秒99だけで、桐生選手は僅かに2人目だったそうです。どれだけすばらしい偉業だったかを実感することができます。日本人としてとても誇らしく思いました。今後どこまで記録を伸ばせるか、そして他のライバルの選手を含め、東京オリンピックがとても楽しみになってきました。これからの日本人スプリンター達の活躍に期待したいと思います。

 記録と言えば、第3次安倍改造内閣の寿命も記録的な短さで、解散総選挙を迎えることになりました。ジェット桐生に負けないくらいのマッハ解散となりました。先の読めない大混戦となりそうですが、私達の暮らしや医療、介護はどうなっていくのでしょうか。感心を持って見守りたいと思います。

 急に寒くなり、風邪の患者さんが相次いでおります。11月以降はインフルエンザにも注意が必要になってきます。ごう内科では11月からインフルエンザワクチンを接種開始予定となっておりますので、ご希望の方はお気軽にお声がけください。北海道の美しい紅葉を元気に楽しみましょう。

 写真は、大沼国定公園です。


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