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院長あいさつ

10月あいさつ(2018年)
 胆振東部地震が起きてから早くも1ヶ月が経ちました。しかし未だ地震は続き、めまいなどを訴える患者さんが散見されます。震源地の厚真や鵡川、そして清田区では避難所での生活を続けていらっしゃる方もおられ、一日も早く安寧な暮らしを取り戻せるよう願うばかりです。そんな中、季節はすっかり秋めいてきました。先日は早くも雪虫が飛んでいるのを見かけ、初雪が迫っていることを知らせてくれています。

 台風、地震と辛いことばかり続きますが、そんな中、気がついたことがあります。それは地震の翌日、往診で運転している時のことでした。信号はほとんど消えており、普通に考えるととても危険な状態でした。大きな交差点にさしかかった時です。いつ横断したら良いかわからず一旦停止して周りを見渡すと、多くの車がなんの支障もなく、申し合わせたように秩序正しく譲り合いながら交通しているのです。そして、何人かのドライバーと目が合いましたが、皆さんとても優しい素敵な眼差しで「どうぞどうぞ」と合図してくれました。そして、それはほとんど全ての交差点でそのような光景が見られたのです。それはとても心地良く、心が暖まる経験でした。人間の本質というものは、窮地になると現れるといいます。かの東日本大震災の時も、東北の方達は秩序を乱さなかったと聞いています。地震災害に遭ったのはとても不幸なことです。しかし、我々は歴史上多くの天災に見舞われ続けてきた結果、それを乗り越える術を身につけてきたのではないでしょうか。私が交差点で見たものは、日本人の「和の心」そのものだった気がします。

 そんな中、朗報が届きました。札幌出身の20歳の若者が世界一の座についたのです。彼女はスピーチで地震で被災した私達を励ましてくれました。大阪なおみさんです。彼女の本籍はなんと札幌だそうです。なおみさんがまだ小さい時に、ご一家で札幌に住んでいらしたとのことでした。しかも私ともつながりがありました(こじつけですが)。私の英会話の先生が、なおみさんのお父さんと親しい友人だというのです。なんだか私も世界チャンピオンの身内のような気がしてきました。これからの活躍がますます楽しみです。

 既に掲示してあるとおり、インフルエンザワクチンの流通量が少ないことが予想されており、今年は完全予約制で行います。接種ご希望の方は、必ずご予約いただきますよう、よろしくお願い致します。

 写真はサロベツ原野から見た茜色に染まる利尻富士です。言葉を失う美しさでした。

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