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院長あいさつ

7月あいさつ(2020年)
7月になりました。春の花はひととおり終わり、いよいよバラとユリ、そしてラベンダーの季節となりました。百合が原公園、東海大学やロイズ本店庭園などで楽しむことができますが、他に良い場所がありましたら教えてください。

 6月に、アンテナのブースターが故障し、待合のテレビが見られなくなりました。音がないというのは意外と寂しいもので、職員の発案で、私がこれまでにカヌーや散策の折りに撮りためた写真を写しながら、ごう内科アフタヌーンコンサートに来て下さった音楽家の方達のCDを流してみました。テレビが直るまでの一時的な企画でしたが、「癒される」「とても良い」「涙がでる」など思わぬご好評をいただき、患者さんと喜び、楽しみを共有させていただくことができて大変うれしく思いました。その後テレビが直ったので、もとのようにニュースやワイドショーを流したところ、「スライドショーはどうした?」「コロナと不倫はもう見たくない」という複数のお声をいただき、スライドショーが復活、現在も待合に流れております。最近では「スライドの流れが速すぎる」「キャプションなどの解説が欲しい」などのお声をいただいておりますので、時間を見ながら鋭意研究して参りたいと思います。病院という緊張する場所で、少しでもほっとするような時間を感じていただければ幸いです。

 北海道では幸いにもコロナ感染は下火になり、ついに私達スタッフの完全防護態勢も解除に至りました。一部の患者さんからは「せっかくのイケメン、美女たちがマスク、ゴーグル、帽子で台無しだね」と言われていたので、大変お待たせしてしまったことを反省しております。しかし、東京など首都圏では早くも第2波を迎えたと報道されておりますので、今後も気を抜かずにマスク、手洗い、ソーシャルディスタンスに気をつけてお過ごしください。

 当クリニックでは、コロナ感染の既往、つまり免疫を持っているかどうかがわかる抗体検査を実施しております。院内検査で10分で結果がわかります。ご希望の方はスタッフまでお声がけ下さい。

 写真は、千歳の美々川の写真です。北海道らしい雄大な景色が楽しめます。


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6月あいさつ(2020年)
 6月になりました。水もぬるみ、木々の緑も濃くなり、春の妖精たちの花々やライラックが終わり、藤も過ぎていよいよ夏のバラが出番を迎えようとしています。北海道はいよいよ一番爽やかな季節になりますね。

 そんな季節になっても未だコロナ禍が続いています。感染者数や死亡者数も、一時に比べ落ち着きを見せ始めていますが、地域によっては緊急事態宣言が解除されてからは、夜の街を中心にクラスターが発生しています。コロナは少しの気の緩みにつけ込んで来ますので注意が必要です。そして世間では、マスク、ソーシャルディスタンス、手洗い、テレワークなどに代表される「新しい生活 with コロナ」が叫ばれるようになりました。私も所属する会の定例会議はオンライン化されました。自宅から参加される先生もおられ、直前に麺をすする音が聞こえたり、頭しか映っていなかったり、ランニングシャツを着ていたりと、適応するまでまだ時間がかかりそうです。また来年予定されていた全国学会が延期となり、参加していた準備委員会が一旦休止になりました。他の会でも、フロアが2つに別れ、これまで同じブースで働いていた先生方と離ればなれになってしまいました。このように、コロナが社会に与えた最も大きな弊害は、人と人との「分断」だと思います。直接会うなら距離を空ける、会わないなら画面越しでの会話となり、会の終了後の飲み会もなしです。本来、社会は人と人との関わりで成り立っているものなので、関わり方が変わった先には、どのような社会が待っているのでしょうか。

 外来も5月からオンライン診療を導入しました。直接会わなくても、画面を通して患者さんとお話し、問診の上、お薬を処方できるようになりました。初診から対応できますが、7日間の処方制限があります。長期処方については、主に状態の落ち着いた慢性疾患の患者さんが対象になります。ご興味のある方は、ホームページをご覧いただくか、事務までお問い合わせください。

 旅行や遠出もできずにつまらない思いをされている方も多いと思いますが、この機会に身近な知られざる発見されてはいかがでしょうか?最近の掲示板の写真は、全て近くの公園や川、湖で撮影したもので、実はこんなに美しい景色が身近にたくさんあることをありがたく思う昨今です。

 写真は、尻別川から見た羊蹄山です。河川敷に咲き乱れる菜の花との見事な競演でした。


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5月あいさつ(2020年)
 5月になり、山ではカタクリやエゾエンゴサク、福寿草などの春を告げる野草が次々と花開き、と同時にそこかしこで桜が満開となり街を明るく染めてくれています。しかし、それらを愛でる人達はまばらです。緊急事態宣言が発令されているからです。

 現在、多くの国民が健康面と経済面両方に大きな不安を抱いています。カビや虫がついたマスクが送られて来て更に気が滅入った方もいらっしゃることでしょう。テレビをつければ、悲観的な話題のオンパレードで、コロナ鬱やコロナ離婚などネガティブな雰囲気が蔓延しています。しかし、私は、敢えてこの時期に、希望的な観測を述べてみたいと思います。

 まずは医療についてです。現在コロナに有効であるとされている薬には、アビガンとオルベスコ、アクテムラ、イベルメクチン、レムデシビルなどがあります。このうちアビガンは富士フィルム、オルベスコはTEIJIN、アクテムラは中外製薬、イベルメクチンは科研製薬の薬で、いずれも日本の製薬会社です。つまり、政治が決断さえすれば、私達日本国民は真っ先にこれらの治療を受けることができるのです。このような国は日本だけで、大変恵まれた状況にあります。無策続きの日本ですが、遅ればせながらようやくアビガンの承認を求める声明をだしました。さらに、武田製薬は年内にも血漿療法剤をリリースする予定で、同じ頃にワクチンも完成すると言われています。希望は常にあるのです。

 経済については、命を守るという観点から、一人あたり10万円の支給は評価できます。ただし、命を守るには1回だけでは不十分で、治療と予防の目処がつくであろう、年末までの連続した支給が必要と考えます。つまり5月から12月までの8ヶ月間、1人80万円ですから全国民だと96兆円が必要です。これは一般会計の年度予算に相当する額です。しかし、そもそも毎年40-50兆円の赤字国債を頻発しているのですから、この緊急時においては国民を守る上で、非常識な額ではない筈です。私達は納税の義務を果たしている訳ですから、それに見合う権利を主張しても良いのではないでしょうか。

 集団的IQという言葉があります。日本には、素晴らしい人材がたくさんいます。ところが、集団になると、何故か愚かな選択をしてしまう。それは集団的IQが低いからです。愚かなライオンに率いられる賢い羊のようです。今回、女性宰相のいる国々は軒並み被害が少ない傾向にあるそうです。女性だから命を守る政策をした?私はそれだけではないと思っています。そもそも女性がリーダーになるには男性の2倍努力するか能力がないとなれないのだそうです。つまり2倍優秀なのです。彼女達こそ、賢く心やさしいライオンなのです。

 写真は、真駒内公園のカタクリです。春風にそよぐ美しい姿が印象的でした。


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4月あいさつ(2020年)
4月になり、クロッカスや福寿草などの春の妖精達が可憐な姿を見せてくれる季節になりました。例年ですと、公園や山々で自然を愛でながら春の到来を楽しむところですが、今年は様相が一変しております。

 新型コロナウィルスは、日本どころか世界中を変えてしまいました。中国から始まり、今や欧米では、たった1日で何百何千という人達が亡くなっています。日本でも、3月末に、お笑い界のレジェンドの志村けんさんを失いました。子供の頃に、毎週土曜日に「8時だよ全員集合!」を小躍りしながら楽しみにしていた世代としては、現実として受け止めるのが難しいほどです。その後も、著名人の感染が相次ぎ、全国的に病院でのクラスターが増えており、もはや誰が感染してもおかしくない状況となってしまいました。

 こうした状況に、各国のリーダー達はどのように対応したのでしょうか。大きく2つに分けられます。ひとつは、感染拡大を防ぐ方針をとった国です。早々と入国制限をしたり、都市封鎖ロックダウンを行ったり、PCRを積極的に行い、陽性者を隔離することで感染の拡大を防ぐ作戦です。こうした国は強制的に経済活動を止めますので、経済的な保障がセットで行われています。一方で、感染拡大は免れないとして、イギリスやブラジルなど集団免疫に舵をきった国もありました。しかしあまりの犠牲者の多さに、イギリスは早々に方針を改め、ロックダウンに切り替えました。しかし、そのどちらの方針もとらなかった国があります。それが我が日本です。感染拡大を阻止するわけでもなく、一方で集団免疫を狙うわけでもなく、ただ医療崩壊を防ぐという御旗のもと(本当の理由は諸説あります)に先進国では唯一、PCRを極端に抑制したのです。その結果、誰が感染者なのかわからず、隔離もできないまま現在の感染拡大を生んでしまいました。そして全国の病院で院内感染が多発し、感染者に接した多くの医療スタッフが待機期間のため戦線を離脱、残された医療スタッフにかかる負担は増すばかりで、結局は医療崩壊目前の状態となっております。経済を強制的に止めることはせず、要請はするが経済的保障はせず、PCRはしないで感染者数は多くないと主張し、かといって集団免疫という思い切った方向でもない、という状態は、生物学的な命の危険だけでなく、経済的な命の危険の両方に晒されているというのが、今の私達日本人の姿ではないでしょうか?

 動物園の猿山にはボスがいます。ボスは自分の利益のためだけに力を使います。一方で野生の猿の集団にはボスはいないといいます。しかし、その集団が危機にさらされたとき、初めて群れの中から忽然とリーダーが姿を見せ、そして身を挺して群れを守る行動にでるのだそうです。ここ数ヶ月の日本を含む世界各国の首脳を見て、誰がボスで誰がリーダーなのか、一目瞭然ではないでしょうか。

 ごう内科では、一般患者さんと風邪患者さんの導線を完全に分けており、一切接触することはありません。安心してご来院ください。

 写真は美瑛町で撮影した白鳥です。日本もこのような鮮やかな飛翔で復活したいですね。

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3月あいさつ(2020年)
 波乱の3月の幕が開けました。日本ばかりでなく、今や世界中が新型コロナ感染症のために、かつて経験したことのない苦難に直面しています。日本では特に北海道での感染者の増加が顕著で、2月28日に鈴木知事は非常事態宣言を行いました。これに続き、安倍首相は全国の小中高の学校の休校を発表し、3月2日から実施されています。これにより、子供を持つ親が出勤できなくなる事態が発生し、職場に影響が出始めています。また海外からのインバウンドが突然なくなることにより、観光業のダメージは深刻で、加えて外出の自粛要請のため、サービス業を中心に、あらゆる分野で経済活動の停滞が起きようとしています。

 私は、これまでの日本政府によるクルーズ船や水際対策などの防疫対応を見て、国は国民を本気で守る気がないということを、ある時点において確信し、呆然としました。コロナ感染者が継続的に入国できる状況を残しておきながら、しかも診断のために必要なPCRテストを行えない状況では、医者としてできることは限られているからです。3月6日からはPCRテストは保険適応となりましたが、限られた施設のみでの実施となり、依然として実質は重症者のみの対応が続くと見られます。ごう内科では漢方治療も行っておりますので、中国での漢方治療の文献などを参考にしながら、西洋医学と組合せながら、試行錯誤で治療にあたっております。反応は良好なのですが、そもそも診断がついていないので、治療効果を学術的に評価することができません。PCRができず診断ができない、ということは、何が有効な治療なのかを検証することができないということでもあるのです。加えて、重症化してからの診断、治療となるため、感染初期からの早期治療の研究や検証が全くできない状況にあります。これは早期発見早期治療の原則に反するものです。

 クルーズ船のダイヤモンドプリンセス号にDMATの一員として参加した神戸大学岩田教授の告発の中で非常に印象に残った言葉があります。「自分の安全を守れない人は、他人の安全も守れない」。中国からの国賓やオリンピック、国立感染研究所絡みの問題等々、政治的な配慮があるのはわかりますが、優先順位として、国民の命を第一に考えて欲しかった、というのが国民の総意ではないでしょうか。岩田教授の警告をひっくり返して考えると、国民の安全を守れない政府は、自分たちの安全も守れない、ということにもなるのではないでしょうか。1日も早い事態の収束を願わずにはいられません。

 ごう内科では、一般患者さんと風邪の患者さんの導線、待合、診察室、会計などを別にして同じ空間を共有することのないように対応しております。また持続換気を行い、環境消毒を日に複数回行い、さらに医師と看護師(感染対応1名)は、帽子、マスク、ゴーグル、防護服を身につけ、院内感染防止対策を講じております。その姿を見るなり、「この先生、ごう先生ですか?」と聞かれる方もいらっしゃいますが、替え玉ではないのでご安心ください。

 しばらくは、外出を控える日々が続き、ストレスがたまりますが、自宅でできる新しい趣味や楽しみを見つける良い機会と捉え、前向きに元気で過ごしましょう。

 写真は、西岡公園水源地の夕景です。自然はコロナに関係なくいつもの美しさを見せてくれます。


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2月あいさつ(2020年)
 2月になりました。記録的な少雪のまま終わるかと思われた今冬、やはり冬将軍は許してくれませんでした。しかし雪祭りにとっては幸いで、雪像も溶けることなく、良いコンディションで、お客さんの目を楽しませることができたのではないでしょうか。

 仕事で近くを通りかかったので、大通り会場を見てきました。たくさんのお客さんに混じり、素晴らしい雪像に夢中になりながら写真を撮っていたら、気がつくと周りから中国語しか聞こえませんでした。折しも新型コロナ肺炎で、中国の団体客は来ていないはずですが、個人客だけでも相当数来日していると思われました。テレビでは連日のようにコロナウィルスの報道がなされ、日に日に増える感染者数と死亡者数に不安を感じている方も多いと思います。日本は現在、武漢からの帰国者や豪華客船乗客に対し、まさに水際対策を行っている最中ですが、2次もしくは3次感染の発生の可能性もあり、今後も余談を許さない状況です。予防としてマスク、うがい、手洗いが有効とされ、実際にこれらを励行しているせいかはわかりませんが、今年のインフルエンザの流行は幸いにも例年の1/4程度で済んでおります。コロナウィルスにもこれらの対策は有効ですので、今しばらくは続けていただいた方が良いと思います。しかし、ちまたではその肝心のマスクが売り切れ、私も出張がてらかなりの田舎のドラッグストアにも行ってみましたが、どこもマスクどころか手指消毒薬も完売でした。マスクでお困りの方は、ネットで自作のマスクの作り方が紹介されておりますので検索してみて下さい。ハンカチとヒモ、そしてキッチンペーパーと輪ゴムで上手に作っており感心しました。最終的にもっとも重要なのは、自分の手に着いたウィルスが顔をいじるときに鼻や口から入ることが懸念されますので、外出から帰ったらまずは手洗いを徹底しましょう。

 あと1ヶ月もしたら、気温も上がり雪解けも大分進むと思われます。インフルエンザのように、コロナウィルスも暖かくなると減少することが予想されており、沈静化に向かい、無事にオリンピックが行えるような平和な状態に戻ってくれることを切に願います。

 写真は厳冬の支笏湖夕景です。


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1月あいさつ(2020年)
 記録的に少ない雪のまま年が明けましたが、1月の中旬を過ぎようとしているのに、未だまとまった雪は降らず、このままだと、史上最も少ない積雪量の記録を更新するそうです。滑って転倒することも、雪かきをすることもなく、極めて過ごしやすい冬となっておりますが、本来あるものがないとちょっと物足りない気もします。

 一方で南半球のオーストラリアは大変なことになっています。異常気象で40度を超える場所が多発し、雨も降らず、極度の乾燥で森林火災が多発しています。衛星写真を見ると、国土全域がまんべんなく燃えており、火災の総面積は実に日本列島の2/3にも達し、6,500棟以上の家屋が被災し、29名の方が亡くなられ、更に10億匹以上の野生生物が犠牲になり、中でもコアラは絶滅の危機に瀕しているそうです。当然消防士は24時間態勢で消火活動に当たっているのですが、9月から続く火災との戦いで疲労の色濃く、煤だらけのまま消防車の中や道路の上で仮眠をとる痛々しい写真を見ると心が締め付けられる思いです。
 
 そんな中、心配しつつも、ケアンズに行ってきました。しかし、当地は実に平和で、煙もなく、現地の人達ものんびりと暮らしていて、森林火災は別の世界のようで拍子抜けしました。この時期は雨期とのことで、昨年はずっと雨だったようでしたが、幸か不幸か、私が滞在している間は快晴でした。滞在中は森林火災の話しは一切聞かず、さすが国土の広い国だなあと感じました。ケアンズ一帯にはサトウキビ畑が広がっており、その面積はなんと本州と同じ面積だそうです。どうやって種をまいて収穫するのだろうと見当もつかないスケールです。このためか、砂糖の1年間の消費量は、日本女性9kgに対し、オーストラリアの女性は54kgで、現地の方達はそれにふさわしい堂々たる体格の方が多くいらっしゃいました。それとは別に印象的だったのは、人々の親しみやすさです。撮影をしながら街や観光地を歩いていると、老若男女に関わらず、皆さん「ウェルカムトゥオーストラリア!」と騒ぎながらフレームに入ってくるのです。こんな国はこれまでどこにもありませんでした。私にとってはとてもうれしい出来事でした。
 美しい街、自然、かわいらしい動物たち、そしてフレンドリーで陽気な人達がいる国、オーストラリアの災害が、一日でも早く治まり、元通りの平穏な暮らしが戻るように祈りたいと思います。

 インフルエンザは1日定点観測7名程度と、幸いにもまだ大流行には至っておりません。しかし、例年のピークは2月中旬の定点40〜70名ですので、まさにこれからが本番です。うがい、手洗い、保温、保湿を心がけ、風邪症状がでた場合は、速やかな受診、治療をお勧めします。
 皆様が、お元気で健やかな一年を過ごせますように。

 写真は、グレートバリアリーフの珊瑚礁です。


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12月あいさつ(2019年)
 今年は11月から雪が降り、その後も降雪が続き、どうやら早くも根雪になってしまったようです。上川地方では、最低気温がマイナス20度近くを記録し、積雪も既に1メートルを超えた地域もあるようです。温暖化も厳しいですが、その反動も厳しいのでしょうか。

 今年は、スポーツが飛躍的に進化し、たくさんの感動と驚きが産まれた年でした。記憶に新しいラグビーワールドカップでも、多くの個性的なメンバーが日本を湧かせました。多国籍なチームが日本のために力を尽くしている姿を見て、私は映画「七人の侍」を想起しておりました。志はあるものの浪人となった侍達が、山賊に襲われている、自分たちとは縁もゆかりもない農村を命がけで守ろうと奮闘する映画です。魅力的な登場人物が一人欠け、そしてまた一人・・・そして最後は三船敏郎演じる愛すべき暴れん坊、菊千代が敵と差し違えてついに村を守るのです。南アフリカ戦でのリーチ・マイケル選手や中島イシレリ選手は、私には志村喬と三船敏郎に見えました。

 フィギュアスケートも大変なことになっています。男子は4回転を5回以上飛ばないと優勝できず、あの羽生選手ですら常勝できない事態になっています。2022年北京オリンピックでは、前人未踏の3連覇を果たし、全身でプーさんシャワーを浴びて欲しいものです。そして女子は更に進化し、信じられないことに、もはやトリプルアクセルでは足りず、こちらも4回転を複数回飛ばないと優勝できません。ザギトワ選手と紀平選手も霞みつつあり、真央ちゃんの時代がノスタルジーになろうとしています。一体人間は何回転まで飛べるのでしょう?

 他にも、陸上100mで3人もの日本選手が9秒台で走り、NBAバスケでは八村塁選手が大活躍、バドミントンは男女ともに上位を独占、卓球も中国に肉薄しつつあり、少子高齢化にあっても、若者達が世界と互して戦っている姿を見ると、私達中高年もまだまだ頑張らないといけないですね。
 
 ともあれ、まずは健康第一ですので、寒い季節、暖かくして、保湿、うがい、手洗い、十分な休息、栄養補給、そして適度な運動をしながら、風邪を引かないよう、お元気で年末年始をお迎え下さい。体調不良の際は、いつでもお気軽にご相談ください。
 来年も医療と介護が連携し、皆さんの健康と生活に貢献できるようスタッフ一同力を合わせて参りたいと思います。来年もよろしくお願い申し上げます。

 写真はオロフレ峠の一面の美しい樹氷の森です。冬将軍の手みやげでしょうか。


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11月あいさつ(2019年)
 ついこの間まで、台風でてんやわんやだったのに、気がつくと紅葉は終わりを迎え、早くも初雪が降り、冬がすぐそこまで来ています。栄通は銀杏の落ち葉が舞い、当クリニックの駐車場も毎朝黄金色に染まっています。
 
 そんな中、ビッグニュースが飛び込んできました。なんと来年の東京オリンピックのマラソンと競歩が、突然札幌で開催されることになったのです。札幌ではもともとサッカーの試合が予定されておりましたが、これに花形の競技が加わり、さながらプチ札幌オリンピックの様相を呈してきました。決定の背景が判然とせず、多くの議論を呼びましたが、札幌としてはお願いされる立場ですので、期待に応えられるよう真摯に対応していきたいところです。宿泊を含めたインフラなどの問題がありそうですが、大きな経済効果や札幌を世界に知って貰う効果、はたまた2回目の冬期札幌オリンピック誘致にも相当有利に働くのでは?という期待もあるそうですから、まさに棚からぼた餅、千載一遇のチャンスと言えるでしょう。来年は札幌市民として、オリンピックを存分に楽しめると良いですね。
 そして、10月22日は令和天皇の即位の礼、11月10日には祝賀パレードが行われ、内外に広く即位を宣言されました。多くの諸外国から首脳が来日し、改めて世界最古と言われる日本の皇室の伝統の重さというのを感じることができました。個人的には天皇と言えば、幼少時代にテレビで観た、やさしくもどこかユーモラスで、かつ威厳を備えた昭和天皇が強く印象に残っていますが、令和天皇は、私よりちょっと年上くらいの同世代で、勝手に親近感を抱いております。生きている間に、一度は天皇陛下をこの目で見てみたいものだなあと考えておりますが、叶う日は来るのでしょうか?

 今年は、例年より早く、インフルエンザの流行期を迎えております。ワクチンをご希望の方は、早めの接種をお勧めしております。予約制となっておりますので、スタッフにお声がけ下さい。

 写真は、ウトナイ湖近くの森の夕焼けです。


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10月あいさつ(2019年)
  10月になり、突然冷え込みを感じるようになりました。9月末には例年より早く、利尻富士や大雪連峰で初冠雪が記録され、一直線に秋、そして冬へと向かっているように感じます。

 そんな中、日本を熱くしている男達がいます。言わずと知れたラグビーワールドカップです。2015年イングランド大会では、予選で強豪南アフリカを含む2勝を挙げながら決勝トーナメントに進めなかった日本代表ですが、今大会では、世界2位のアイルランドをも撃破し、既に3戦全勝、なんとリーグトップを維持し、決勝トーナメント進出はほぼ確実と見られています。熱く語っている私ですが、実はラグビーはルールさえ知りません。試合を見ても、なかなか前に進まないなあ、などと思ったりしてしまいます。しかし、何試合か見て、起源が同じとされるサッカーとの違いにいくつか気がつきました。まずは、大げさに倒れる選手がいない、担架で運ばれる選手が少ない、審判に文句を言わない、相手選手を挑発しない、などです。接触の頻度とインパクトがラグビーの方が格段に多いはずなのにです。これを、ラグビーの熱狂的ファンにぶつけてみたところ、彼は誇らしげにこう答えたのです。「だってラグビーは紳士のスポーツだもの。やられた振りをしたり、立ち上がれないふりをしたり、騙そうとしたり、相手に危害を加えたり、そんなことする選手がいるはずないじゃないですか」。そしてこうも言いました。「ラグビー関係の人達は、絶対に人を裏切らない人が多いですよ」。なるほど、その精神の表れが最後のノーサイドにつながっているのか、と妙に納得しました。ゲームは相手があってこそ成り立つもの、相手は単なる敵ではなく、同じ仲間として、戦ってくれてありがとう、の気持ちを大切にするとのことでした。そして、もう一つ気がついたことが、他の多くのプロスポーツと違って、あまりお金儲けにはなっていないらしいことです。日本選手のほとんどは実業団所属で他に本職を持っている人ばかりで、各国も一部の国を除いては同じだといいます。つまり、紳士たちが、儲け度外視で、純粋にフェアプレーラグビーを戦っている姿が、私達を清々しい気持ちにさせてくれるのではないでしょうか。日本チームの半数が外国出身じゃないかという指摘があります。確かにそうですが、よく考えると、それもノーサイドのうちの一つなのかもしれません。少なくとも、彼らが日本のために大和魂を持って戦っていることは伝わってくるので、最後まで応援したいと思います。

 今年は、ワールドカップに世界中から多くの人が来てくれていますが、インフルエンザも一足早く上陸したようです。本州では流行指数と言われる1.0を既に超えています。札幌ではまだ0.25ですが、今年の流行は早いかも知れません。ワクチンは予約制となっておりますので、ご希望の方はお早めにお知らせ下さい。

 写真は積丹神威岬の夕景です。日に日に日没が早くなっていますね。

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