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院長あいさつ

5月あいさつ(2022年)
 5月に入り、美しく咲き誇っていた桜もそろそろピークを過ぎようとしております。野草では、カタクリ、エンゴサク、福寿草はそろそろ姿を消し、これからはエンレイソウ、ヒトリシズカ、シラネアオイへのバトンタッチが楽しみです。

 日米で野球シーズンが始まり、北海道ではビッグボス日本ハムの活躍が期待されましたが、現実は厳しく、早くも自力優勝が消滅してしまいました。あまり無様な負けが込むと残念ですが、ビッグボスシーズン1なので、長い目で応援して、来年の新球場こけらおとしとともに勢いづく姿に期待したいと思います。
 アメリカメジャーリーグでは、ついに大谷選手が爆発し、ホームラン量産体制に入りそうな雰囲気です。ピッチングでも完全試合をするような勢いで、三振の山を築いています。また打者では筒香選手や今年から参戦した鈴木誠也選手がホームランを量産し、日本選手の活躍が当たり前のようになってきました。20年くらい前に、札幌ドームでメジャーリーグ代表対日本代表の親善試合を見に行ったことがありますが、その時は、日本の打者の打球が、ホームランどころか内野を越えるのがやっとだったことを思い出し、日本野球の進歩を実感する昨今です。

 暗い世相が続いています。ロシアの侵略は3ヶ月を超え、未だ出口が見えません。ウクライナで起こっているひどいニュースを見る度に心を痛めている人も多いと思います。一方で世界経済はインフレ基調となり、エネルギー関連を中心に物価が上昇しています。加えて急激な円安で、今後は輸入品を中心に更なる物価の上昇に直面するかもしれません。気持ちの暗くなることが続きますが、そんな時こそ、身近の美しい自然や音楽、そしてワクワクや希望を感じさせてくれるスポーツなどの文化に触れて大切にして行きたいですね。

 3回目のコロナワクチン接種はほとんどの方が終了されました。政府は4回目の接種を準備しており、時期がきたらまた案内させていただきます。コロナ規制も徐々に緩和され、一部海外旅行も始まりました。なつかしい日常がすぐそこまで戻っていることを感じつつ、北海道のさわやかな初夏を楽しみましょう。
 
 写真は、桜香る豊平館(中島公園)です。

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4月あいさつ(2022年)
4月になりました。あれほどあった雪山が嘘のように片付けられて、車の運転も快適そのものになりました。日差しも暖かくなり、ウキウキした気持ちで散歩や外出を楽しんでおられている方も多いのではないでしょうか。

 今年は流氷を見る機会が2度ありました。最初は厳冬真っ只中の2月で、海岸は水平線までびっしりと流氷で埋め尽くされていました。砂浜に打ち上げられた流氷に乗りながら流氷ウォークを楽しみました。途中、遠くにスルスルと動く影があり、よく見るとアザラシのようでした。とっさにカメラを取り出しましたが、野生動物の動きについてゆけず、残念ながら撮影することは叶いませんでした。流氷が水平線までつながっていると、あたかもただの雪原のように見えて、なんだかつまらないようにも感じました。そこで2回目は3月末に行って、大海原に浮かぶバラバラになった、これぞ流氷!という様を狙いに行きました。ところが、海岸に降り立つと、既にその姿はほとんどなくなり、海岸線にわずかに残っているのみでした。呆然と、残っていた流氷を眺めていると、流氷から融けた雫が砂浜に無数の小さなクレーターを作っているのに気がつきました。なんとも不思議な光景で、落ちゆく雫を見ながら、はるかアムール川から来た氷が、こうして知床の砂浜に雫となってオホーツクの海に恵みをもたらすのだな、と大いなる自然のダイナミズムを感じていました。大自然は、国境もなく、利害や策略もなく、生きとし生けるもの全てに等しく恵みをもたらしてくれています。ところが、地球にはその恵みを巡って、21世紀になってもまだ争い続ける存在がいるのです。

 こういった話があります。ある人が2つの部屋の前に案内され、好きな方を選んで良いと言われました。入り口にそれぞれ「天国」そして「地獄」と書かれています。天国の部屋には粗末な食事を囲んでいる人たちがいて、地獄の部屋には食べきれないほどのご馳走で埋め尽くされた食卓を囲んでいる人たちがいました。迷わずご馳走のある部屋に入ろうとしましたが、ほどなくそのご馳走を巡って見るに堪えない争いが始まりました。その人は仕方なく、わずかな食事しかない部屋も覗いて見ることにしました。すると人々は、少ない粗末な料理を分けあいながら、仲睦まじく笑顔で食卓を囲んでいたのです。
 
 さて、私たちはどちらの部屋に住んでいるのでしょうか?そして、これから私たちはどちらの部屋に住みたいのでしょうか?ウクライナで起きていることは悲劇に他なりませんが、避難民を受け入れている周辺国の人たちの献身的な姿が、道標のような気がしています。

 4月に医療制度改定があり、マイナンバーカードを使ったオンライン資格確認や、オンライン診療などに係る変更がありました。IT化が遅れていると言われる日本ですが、政府は何故か医療に関しては積極的のようです。ご不明な点がありましたらお気軽にスタッフまでお問い合わせ下さい。


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3月あいさつ(2022年)
 3月になりました。今年は例年にないほどの大雪で、除雪が大変な年でした。道路脇には未だ大きな雪山が残され、路面も凸凹で車の往来に支障を来しています。先日の大雪ではみつば町内会の住宅街が雪で埋め尽くされ、車走行が不能となり徒歩で往診に行きました。こんなことは、私が往診を始めて20年来初めてのことです。もう大雪のおかわりはご勘弁いただき、そろそろ春の息吹を感じたいところです。

オリンピックが終わりパラリンピックが始まっています。オリパラは本来は平和の祭典であって、せめて開催期間中は戦争を避けようというのが人類の智恵でした。ところが、ソチ五輪の後にクリミア侵攻、今回はオリンピック終了後にウクライナ侵攻、パラリンピック開催中にも続いています。まるでオリンピックが戦争の号砲になっているかのようです。

 オリパラの、選手の歓喜の笑顔とウクライナの人々の悲嘆にくれる顔を見て、知人で絵本作家の、たさきあやこさんの『にんげんのお花』を思い出しました。本の中で、子供が野菜が実を付ける前に咲かせる色々な花を見て驚いたり不思議に思ったりします。そして、ふとお母さんに「ねえ、にんげんのお花ってなに?」と聞きます。お母さんはしばらく考えてから「笑顔だと思うな」と応えて、2人で笑顔のお花を咲かせるという物語です。私はこの絵本を読んで、なんて素敵なお話しなんだろうと思いました。そして、オリパラで輝くたくさんのお花達を見て感動していました。ところが、ほぼ同じ時期のウクライナでは、幼い子供が亡くなり悲嘆にくれる母親や、砲撃で崩れかけた大きな高架の下で避難する無数の人の顔、顔、顔・・・同じ人間としても、医療者としても、見ていて胸が張り裂けそうです。

 花を咲かせるには、土を耕し、肥料を与え、太陽の光と水が必要です。しかし人間に対しては、さらに愛が必要となるでしょう。長い年月を必要とされるかもしれませんが、いつかウクライナでも、再び「にんげんのお花」が沢山咲くことを願わずにはいられません。

ごう内科では、これまでも皆様の善意を、難民への募金として国連UNHCR協会へ届けて参りました。現在150万人を超えるウクライナの人達が、難民として隣国のポーランドなどで避難生活を送っております。ひとりでも多くの人に、暖かい食べ物と毛布を送り届け、少しでも笑顔になっていただくために、引き続き皆様の愛を届けていきたいと思います。

 春はすぐそこに来ています。コロナ、自然災害、戦争と災難が続きますが、明けない夜はなく、終わらない冬もありません。引き続き、風邪に気を付けながら、近づく春を楽しみにしながら、健やかにお過ごし下さい。

 写真は、支笏湖丸駒温泉近くの森にいたエゾシカの親子です。


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2月あいさつ(2022年)
 豪雪の2月です。1月から除雪・排雪が問題となっておりましたが、先日のどか雪が深刻な影響をもたらしています。札幌発着のJRは全便運休が続き、バスも大幅な遅延、マイカーでの移動は普段の何倍もの時間がかかる状態で、札幌の都市機能はまさに麻痺状態です。

 そんな中、北京で冬季オリンピックが始まりました。連日、日本選手の活躍が報道されています。メダリスト第1号はスノーボードの堀島行真選手の銅メダルでした。そしてスピードスケート1500mの高木美帆選手、フィギュアスケート団体の銅メダル、更には男子ジャンプの小林陵侑選手は金メダルに輝きました。いずれも素晴らしい結果なのですが、選手によって喜びと悔しさの度合いが違うのが目を引きました。高木美帆選手は前回大会に引き続き銀メダルを獲得しながらも悔しさを隠しませんでした。しかし、直後のインタビューで「自分の力が足りなかったということ」と述べました。極限まで努力して最大限の力を発揮し、それでも届かなかったという悔しさの一方、優勝者を称える納得感が入り交じった、究極の言葉なのだと感じました。一方で不運に見舞われた選手もいます。スキージャンプの男女混合でのこと、高梨沙羅選手を含む実に5名の選手が失格となりました。世界の一流選手でも避けられないルール違反自体に問題があるような気もしますが、オリンピックで試練が続く高梨選手の心情は察するに余りあります。しかし、彼女は男女通じてW杯史上最多優勝記録を誇るレジェンドであり、もはやオリンピックメダル云々のレベルではないような気がします。ひたむきに頑張る姿勢に尊敬と賛辞を送りたいと思います。

 雪だけでなく、オミクロンが猛威を振るっています。幸いにも重症化率や死亡率はこれまでよりかなり低く推移しておりますが、感染力が強いため感染者数の増加を止められていません。司令塔である保健所の能力を超えたため、若い人や職場での感染は各自が行う事態になっています。ごう内科では、通常診療のほか、電話診療、オンライン診療を用いながら風邪診療に対応しておりますので、ご心配な方はどうぞご利用ください。

 写真は、冬の洞爺湖です。湖面に映る空と雲の美しさにしばし見とれてしまいました。


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1月あいさつ(2022年)
 新年あけましておめでとうございます。令和4年が始まりました。今年は雪が多く、例年よりも除雪に追われていることと思いますが、腰は痛めておられないでしょうか?

 12月まではコロナの感染が著しく減少し、飲食店の制限も緩和され、旅行も道民割が始まるなど、いよいよアフターコロナか、と誰もが思っていた矢先でした。オミクロン株が、前評判通りの感染力の強さを見せ、瞬く間に全国の感染者数が1日1万人を超える勢いで増加しています。しかし、ワクチン接種の効果なのか、重症化する方は数十名程度と極めて少なく、症状もデルタ株までの肺炎などの下気道ではなく、咳や鼻水などの上気道の炎症、つまり風邪と変わらない症状が主体となっています。重症化率や死亡率が下がっているのは朗報ですが、やはりその感染力の強さには警戒が必要です。感染者の話では、たったの5分、マスクを外して同僚と会話をしながら食事をしただけで感染が広まったという報告もあります。感染した場合は、本人ばかりではなく、濃厚接触者も隔離の対象となり、社会活動が停止してしまいます。これまでどおり、特に食事の時には十分にご注意ください。

 今年は、新庄ビッグボス、北京オリンピック、サッカーワールドカップと楽しみが目白押しです。オリンピックは、中国の人権問題、IOCの金権主義が気になるところではありますが、冬季オリンピックは北海道の選手が多く参加するので、活躍に期待して、純粋にスポーツを楽しみたいと思います。

 コロナワクチンの3回目が迫っています。医療者や介護者は1-2月から、高齢者は3-4月からを予定しています。いずれも接種券が来てからの予約となります。これまで当クリニックで接種された全ての方に3回目接種をご用意する予定です。詳細が決まりましたらホームページや院内掲示でご案内致しますので、今しばらくお待ちください。今年もお元気で健やかにお過ごしください。

 写真は、真駒内公園のエゾリスです。じっと動かないでいてくれた(多分寝ていた?)ので、綺麗に撮れました。

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12月あいさつ(2021年)
 2年目のコロナ禍に翻弄されているうちに、あっと言う間に師走を迎えました。散々叩かれた管政権でしたが、最後に華々しくワクチンを乱れ打ちして、割と落ち着いた年末をプレゼントしてくれました。複数人での飲食や旅行も解禁され、日本は久しぶりに活気を取り戻しつつあります。

 今年も色々な出来事がありました。総じて暗い世相を反映したものが多かった気がします。電車で人を傷つけたり、火を点けたり、店で暴れて商品を台無しにしたりと、自暴自棄型の犯罪が増えました。また皇室関係でも、多くの国民が気を揉んだ一年でした。一方で、明るいニュースもありました。毎朝のように飛び込んでくる大谷選手の快挙は、どんなに日本人の心を明るくしてくれたことでしょう。オリンピックでも、卓球混合ダブルスで、水谷伊藤ペアが中国の牙城を崩して金メダルに輝くなど多くの感動がありました。北海道でも、あのビッグボスの登場で、来年に向けて期待が大きく膨らんでいます。皇室関係でも、愛子さまが二十歳を迎えられるにあたり、ティアラに関して国民への配慮と思慮深さをお示しになり、最後に救われた気がしました。

 以前に京都の青蓮院門跡で、「一隅を照らす」という言葉に出会いました。後に、他のお寺でも多く展示されていることを知りました。天台宗の開祖、最澄が書き残したものだそうです。一隅というのは、今自分が居る場所を指し、自分の居る場所で、精一杯努力し光輝くことが大事なのだ、という意味だそうです。いつの時代にも光と闇はありますが、私達の心を明るく照らしてくれた人達は、まさに一隅を照らす人なのだと思います。最澄は、これを国の宝だと言っています。しかも、一隅を照らすのは、身分も地位もお金も関係なくできそうです。暗い世相の続く日本、世界ですが、こうした一隅を照らす人が増えれば、自ずと希望がみえてくるのかもしれません。私も、来年はビッグボスとまではいかなくても、ミディアムボスくらいは輝きたいなと思います。

 今年一年、病める人も癒える人も様々だったと思います。これからも、私達スタッフは、医療と介護が連携して、地域の皆様が健康で安心して生活ができるように、共に一隅を照らしていきたいと考えております。皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

 写真は、能取湖の夕景です。鮮やかな青空と雲、そして夕陽が湖に映り込み、まるで天国のようでした。

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11月あいさつ(2021年)
 11月になりました。花々は姿を消しましたが、代わりに美しい紅葉が目を楽しませてくれました。栄通の銀杏並木も黄色く色づき、そして姿を消しつつあります。暦の上では立冬を過ぎ、いよいよ冬がやってきます。

 毎年この時期になると、流行語大賞の候補がノミネートされます。しかし、今年は本物の流行語が選ばれそうにありません。ノミネート終了後に、ある男が会見を開き、高い襟を颯爽と立てながら、自分のことを監督ではなく「ビッグボス」と呼んでくれと言いました。この瞬間、北海道だけでなく、日本中が大いに沸き立ちました。3期連続ブービー賞に沈んだ北海道日本ハムに、ビッグボスとして新庄剛史が帰ってきました。テレビは連日ビッグボスフィーバーを報じ、雰囲気も一変しました。コロナで沈む経済と社会全体の雰囲気、治安の悪化など、暗いニュースが続いていますが、いつの時代にも私達にはスポーツや芸術、文化、自然が側にあります。体の健康も大事ですが、心にも栄養を与えてくれる存在に触れながら暮らしたいものです。

 コロナ感染は、幸いにも更に減少の一途を辿っています。一日の新規感染者数は全国でたったの100名前後、北海道でも10名前後となり、重症化もごく少数、死亡者がゼロになる日も見受けられるようになりました。とても喜ばしいことで、日常生活の正常化が期待されます。一方で、ヨーロッパでは日に5万人を超える新規感染者が出ている国もあり、日本もこれから警戒が必要です。先日パイロットから直接話しを聞く機会がありました。それによると、国内線は大分需要が回復してきているが、国際線は検疫の問題もあり、未だ惨憺たる状況とのこと。衝撃的だったのは、乗客が数人かゼロの便も少なくないというものでした。世界はウィズコロナからアフターコロナへの社会を模索しています。私も、ごう内科のビッグボスとして、色んなビッグボスと手を取り合いながら頑張っていきたいと思います。

 11月からかかりつけ患者さんを対象にインフルエンザワクチンの接種を開始しております。ご希望の方は、ご予約をいただき年内に接種されてください。体調を崩しやすい季節ですが、体を温めながら、これまで通り感染対策を行いながら健やかにお過ごし下さい。

 写真は真駒内公園の見事な紅葉です。陽を浴びて輝く紅葉を下から見上げると絶景が広がっていました。

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10月あいさつ(2021年)
10月になりました。暦の上では立派な秋ですが、今年は10月に入っても本州では30度、札幌でも25度を超える陽気が残っております。そういえば台風も例年になく少ないように感じます。北国に住む者にとってはありがたいですが、なんだかしっくりこない気もします。

 管政権の幕引きと共にコロナ第5波は終息を迎えつつあります。これだけの急激な感染者数の減少は、緊急事態宣言のせいなのか、またはワクチン接種率増加のせいなのか、あるいは複合的な要因なのか、専門家でさえ説明がつかない状況です。果たして冬にかけて第6波は来るのでしょうか?いずれにしても私達は今後に備えておかなければなりません。

 岸田新政権はコロナ対策として4つの柱を述べています。医療体制の拡充、給付金などの経済対策、ワクチン接種証明や無料PCR検査の拡充などです。各国の対応を見れば、どれもとっくにやっておかなければならなかった政策です。遅ればせながらの感がありますが、しっかり実行に移していただきたいと思います。また経済対策として気になったのが、令和版「所得倍増計画」です。実現するかどうかわかりませんが、リーダーが前向きな目標を示すことは重要なことです。日本人の給与所得はこの20年間ずっと横ばいか減少しています。いまやOECD加盟国の中でも下位に沈み、アメリカと比べなんと半分くらいまで差がついています。道理で海外に行くと、物価が高く感じるわけです。ニューヨークでビックマックやラーメンを食べると、日本の約倍くらいとられます。逆に彼らが日本に来ると安い安いと爆買いできるのです。立場は完全に逆転しました。今は、倍増ならぬ、やばいぞうな状況ですが、起死回生の一手を打つことができるのか、注目です。

 お陰様でごう内科は、10月1日に10周年を迎えることが出来ました。これもひとえに患者さん、地域の皆様、連携する医療機関や介護施設の方々のご指導、ご協力があったからこそと感謝申し上げます。これからも、「医療と介護が連携し、地域の方々の健康と生活に貢献する」という使命に邁進して参りたいと思います。末永くよろしくお願い致します。

 写真は、森の向こうに黄金に煌めく洞爺湖です。


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9月あいさつ(2021年)
 オリンピック・パラリンピックの熱狂が終わり、日本は夢の跡です。季節は、北海道らしい爽やかな風にコスモスが揺れ、一気に秋めいてきました。一方で私達はコロナに揺れる毎日を過ごしています。果たして終わりはいつ訪れるのでしょう?

 そんな中、先日管総理大臣は次期総裁選に立候補しないことを発表しました。管政権の評価は様々ですが、殊コロナに関しては概ね厳しいようです。水際対策の甘さ、PCR態勢の不備、ワクチンの出遅れ、病床の不足など、一貫して予防〜診断〜治療の全ての段段階で不十分であったことは否めません。しかし一つだけ、ワクチン1日100万人の目標を達成したのは、管総理の功績ではないでしょうか。途中で弾切れにはなったものの、リーダーの発する言葉の威力を見た思いでした。未知のウィルスに、日本ばかりではなく世界中の人々が不安に揺れています。戦後、これほどまでに人心が乱れている時代はなかったと思います。こういった混沌とした時代だからこそ、一筋の灯りをともし、国民を励ます言葉を持ったリーダーが必要なのではないでしょうか。「思考は現実化する」とナポレオン・ヒルは言いました。また日本には古来から「言霊」という言葉があります。しかし現代日本ではテレビ以外にも、インターネットやSNSなど、多くの思考や言霊がはん濫しております。そんな混沌とした情報の中から、正しい情報を見つけ、正しい言葉で希望を引き寄せる社会になることを願っております。

 ワクチンの接種率が、1回接種で60%、2回接種で50%を超えました。2回接種が60%を超えると集団免疫が成立すると言われていました。しかし、相次ぐ変異株の出現で、3回目の「ブースター」の必要性がクローズアップされ、見通しが変わりつつあります。ただ、2回接種による重症化予防効果はてきめんで、死亡者数の大幅な減少が続いております。ワクチン接種者の感染を「ブレークスルー感染」と業業しく呼びますが、実はそれはインフルエンザなどの感染症でも普通に起こることで、重症化を防止できることこそが、何よりの明るい光、管総理の置き土産なのかもしれません。

 当クリニックでは、全てのかかりつけ患者さんへのコロナワクチン接種を完了しつつあります。まだ接種が済んでない方はお早めにご予約ください。11月からは例年通りインフルエンザワクチンを行う予定です。

 写真は、島武意海岸でシーカヤックから撮影した積丹ブルーです。天国のような絶景でした。

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8月あいさつ(2021年)
 8月になりました。今年の夏は北海道とは思えない暑い日が続き、30度を超える真夏日が10日連続を超え、97年ぶりに記録を更新したそうです。「短い夏」が代名詞だった北海道は、これからは「長い夏」になってしまうのでしょうか?

 セットカウント3-3、最終第7セット目で2-9、負けまであと2点。卓球男女混合の水谷隼人と伊藤美誠ペアはドイツペアに追い詰められ、誰もが準々決勝での敗退を覚悟した場面です。ところが、そこから日本ペアの怒濤の反撃が始まり、ついには10-10のデュースに追いつき、最後は競り合いの末に大逆転勝利を収めたのです。追撃の間の伊藤の表情には鬼気迫るものがあり、悟りを得たような美しさが印象的でした。人間が見せる極限の中の美、まさに美誠という名前に相応しい瞬間でした。その後の決勝で中国の両世界王者ペアをフルセットの末破り、金メダル獲得とともに混合ダブルス初の世界チャンピオンに輝きました。私はすぐさま交流させていただいている北京オリンピック女子団体監督だった近藤欽司さんにSNSで祝電を打ちました。近藤さんは幼少時の伊藤選手や平野美優選手を指導していた名伯楽で、「打倒中国は日本卓球界の長年の夢でした。私は近藤ですが感動しました」と得意のダジャレで返してくれました。私も「欽司塔達成おめでとうございます」とレシーブしました。

 この他にも数々の名場面が続いており、皆さんの心を揺さぶっているものと思います。コロナ禍での困難な開催で賛否両論ありますが、参加している選手は、ただひたすらに自分の置かれた状況でベストを尽くしている姿に感動を覚えます。翻ってみると私達も彼らと同じで、この困難な状況で、毎日出来る限りのことをしていくことが大事なのではないかと思いました。

 お盆を越えると、徐々に涼しくなってくると思います。水分補給や消化の良いものを召し上がりながら、北海道の長い夏をお元気でお過ごし下さい。体調が悪い方は、夏バテによく使う漢方もありますのでご相談ください。

 写真は真夏の千歳川です。澄んだ清流、森の緑、青い空が完璧に調和していました。


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