10月になり、暑かった夏が過ぎ去り、
肌寒い日が増えてきました。山の木々も色づき始め、いよいよ秋が始まろうとしています。
9月初めに家族の関係でドイツに行ってきました。ドイツに着いて驚いたのは、日本好きの人が多いことです。飛行機を降りて歩いていると、入国審査の案内で立っていた若い女性にいきなり「どっから来たの?」と問われ、「日本から」というと「やったー!今日本語言うから待って。えーと・・・」。しかしついに出てこなかったので「おはようございます」と言うと「それそれ!」と嬉しそうに答えてくれました。身体検査のブースでは、若い男性がずっと話しかけてきて「俺、日本大好き」を繰り返してなかなか行かせてくれませんでした。後に、現地の日本人に聞くと、日本人は大人気で、会う人毎に絡まれるので大変だと言っていました。どうやら日本のアニメが原因のようですが、それと同時に日本人の正直で誠実な国民性も関係しているようです。
ベルリンでは音楽つながりの現地在住の方に3日間もお世話になり、観光やビアガーデンに連れて行ってもらったり、パートナーのパン職人の方が焼いたスイスパンをいただいたり、ドイツビールや料理を堪能しました。
滞在中、うっかり常備薬の漢方薬を忘れてしまったため、ベルリンで漢方薬局を探して訪れてみました。予想通り粉のエキス剤がなかったため、漢字で生薬とグラム数を書いたところ、中国人のせいか「わかるよ」と言ってくれて、すぐに煎じ薬を作ってくれました。待合室には大きな体のドイツ人が何人かいて、どうやら鍼治療を待っているようでした。会計では、物価が日本の数倍することより、何万円も取られる覚悟でいましたが、なんと1週間分でたったの7ユーロ(1120円)で拍子抜けしました。生薬の品質も問題なく、宿泊先のヒルトンホテルで、毎日漢方を煎じていました。ホテルの人は、さぞかしその匂いを訝しんだことでしょう。
これからは秋の花粉症と風邪が心配な時期です。引き続きコロナやインフルエンザの検査を行っておりますので、ご希望の方はお声がけください。美しい紅葉を楽しみながらお元気でお過ごしください。
写真はフランクフルトの南にある古い城壁都市のローテンブルクです。
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