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院長あいさつ

1月あいさつ(2022年)
 新年あけましておめでとうございます。令和4年が始まりました。今年は雪が多く、例年よりも除雪に追われていることと思いますが、腰は痛めておられないでしょうか?

 12月まではコロナの感染が著しく減少し、飲食店の制限も緩和され、旅行も道民割が始まるなど、いよいよアフターコロナか、と誰もが思っていた矢先でした。オミクロン株が、前評判通りの感染力の強さを見せ、瞬く間に全国の感染者数が1日1万人を超える勢いで増加しています。しかし、ワクチン接種の効果なのか、重症化する方は数十名程度と極めて少なく、症状もデルタ株までの肺炎などの下気道ではなく、咳や鼻水などの上気道の炎症、つまり風邪と変わらない症状が主体となっています。重症化率や死亡率が下がっているのは朗報ですが、やはりその感染力の強さには警戒が必要です。感染者の話では、たったの5分、マスクを外して同僚と会話をしながら食事をしただけで感染が広まったという報告もあります。感染した場合は、本人ばかりではなく、濃厚接触者も隔離の対象となり、社会活動が停止してしまいます。これまでどおり、特に食事の時には十分にご注意ください。

 今年は、新庄ビッグボス、北京オリンピック、サッカーワールドカップと楽しみが目白押しです。オリンピックは、中国の人権問題、IOCの金権主義が気になるところではありますが、冬季オリンピックは北海道の選手が多く参加するので、活躍に期待して、純粋にスポーツを楽しみたいと思います。

 コロナワクチンの3回目が迫っています。医療者や介護者は1-2月から、高齢者は3-4月からを予定しています。いずれも接種券が来てからの予約となります。これまで当クリニックで接種された全ての方に3回目接種をご用意する予定です。詳細が決まりましたらホームページや院内掲示でご案内致しますので、今しばらくお待ちください。今年もお元気で健やかにお過ごしください。

 写真は、真駒内公園のエゾリスです。じっと動かないでいてくれた(多分寝ていた?)ので、綺麗に撮れました。

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12月あいさつ(2021年)
 2年目のコロナ禍に翻弄されているうちに、あっと言う間に師走を迎えました。散々叩かれた管政権でしたが、最後に華々しくワクチンを乱れ打ちして、割と落ち着いた年末をプレゼントしてくれました。複数人での飲食や旅行も解禁され、日本は久しぶりに活気を取り戻しつつあります。

 今年も色々な出来事がありました。総じて暗い世相を反映したものが多かった気がします。電車で人を傷つけたり、火を点けたり、店で暴れて商品を台無しにしたりと、自暴自棄型の犯罪が増えました。また皇室関係でも、多くの国民が気を揉んだ一年でした。一方で、明るいニュースもありました。毎朝のように飛び込んでくる大谷選手の快挙は、どんなに日本人の心を明るくしてくれたことでしょう。オリンピックでも、卓球混合ダブルスで、水谷伊藤ペアが中国の牙城を崩して金メダルに輝くなど多くの感動がありました。北海道でも、あのビッグボスの登場で、来年に向けて期待が大きく膨らんでいます。皇室関係でも、愛子さまが二十歳を迎えられるにあたり、ティアラに関して国民への配慮と思慮深さをお示しになり、最後に救われた気がしました。

 以前に京都の青蓮院門跡で、「一隅を照らす」という言葉に出会いました。後に、他のお寺でも多く展示されていることを知りました。天台宗の開祖、最澄が書き残したものだそうです。一隅というのは、今自分が居る場所を指し、自分の居る場所で、精一杯努力し光輝くことが大事なのだ、という意味だそうです。いつの時代にも光と闇はありますが、私達の心を明るく照らしてくれた人達は、まさに一隅を照らす人なのだと思います。最澄は、これを国の宝だと言っています。しかも、一隅を照らすのは、身分も地位もお金も関係なくできそうです。暗い世相の続く日本、世界ですが、こうした一隅を照らす人が増えれば、自ずと希望がみえてくるのかもしれません。私も、来年はビッグボスとまではいかなくても、ミディアムボスくらいは輝きたいなと思います。

 今年一年、病める人も癒える人も様々だったと思います。これからも、私達スタッフは、医療と介護が連携して、地域の皆様が健康で安心して生活ができるように、共に一隅を照らしていきたいと考えております。皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

 写真は、能取湖の夕景です。鮮やかな青空と雲、そして夕陽が湖に映り込み、まるで天国のようでした。

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11月あいさつ(2021年)
 11月になりました。花々は姿を消しましたが、代わりに美しい紅葉が目を楽しませてくれました。栄通の銀杏並木も黄色く色づき、そして姿を消しつつあります。暦の上では立冬を過ぎ、いよいよ冬がやってきます。

 毎年この時期になると、流行語大賞の候補がノミネートされます。しかし、今年は本物の流行語が選ばれそうにありません。ノミネート終了後に、ある男が会見を開き、高い襟を颯爽と立てながら、自分のことを監督ではなく「ビッグボス」と呼んでくれと言いました。この瞬間、北海道だけでなく、日本中が大いに沸き立ちました。3期連続ブービー賞に沈んだ北海道日本ハムに、ビッグボスとして新庄剛史が帰ってきました。テレビは連日ビッグボスフィーバーを報じ、雰囲気も一変しました。コロナで沈む経済と社会全体の雰囲気、治安の悪化など、暗いニュースが続いていますが、いつの時代にも私達にはスポーツや芸術、文化、自然が側にあります。体の健康も大事ですが、心にも栄養を与えてくれる存在に触れながら暮らしたいものです。

 コロナ感染は、幸いにも更に減少の一途を辿っています。一日の新規感染者数は全国でたったの100名前後、北海道でも10名前後となり、重症化もごく少数、死亡者がゼロになる日も見受けられるようになりました。とても喜ばしいことで、日常生活の正常化が期待されます。一方で、ヨーロッパでは日に5万人を超える新規感染者が出ている国もあり、日本もこれから警戒が必要です。先日パイロットから直接話しを聞く機会がありました。それによると、国内線は大分需要が回復してきているが、国際線は検疫の問題もあり、未だ惨憺たる状況とのこと。衝撃的だったのは、乗客が数人かゼロの便も少なくないというものでした。世界はウィズコロナからアフターコロナへの社会を模索しています。私も、ごう内科のビッグボスとして、色んなビッグボスと手を取り合いながら頑張っていきたいと思います。

 11月からかかりつけ患者さんを対象にインフルエンザワクチンの接種を開始しております。ご希望の方は、ご予約をいただき年内に接種されてください。体調を崩しやすい季節ですが、体を温めながら、これまで通り感染対策を行いながら健やかにお過ごし下さい。

 写真は真駒内公園の見事な紅葉です。陽を浴びて輝く紅葉を下から見上げると絶景が広がっていました。

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10月あいさつ(2021年)
10月になりました。暦の上では立派な秋ですが、今年は10月に入っても本州では30度、札幌でも25度を超える陽気が残っております。そういえば台風も例年になく少ないように感じます。北国に住む者にとってはありがたいですが、なんだかしっくりこない気もします。

 管政権の幕引きと共にコロナ第5波は終息を迎えつつあります。これだけの急激な感染者数の減少は、緊急事態宣言のせいなのか、またはワクチン接種率増加のせいなのか、あるいは複合的な要因なのか、専門家でさえ説明がつかない状況です。果たして冬にかけて第6波は来るのでしょうか?いずれにしても私達は今後に備えておかなければなりません。

 岸田新政権はコロナ対策として4つの柱を述べています。医療体制の拡充、給付金などの経済対策、ワクチン接種証明や無料PCR検査の拡充などです。各国の対応を見れば、どれもとっくにやっておかなければならなかった政策です。遅ればせながらの感がありますが、しっかり実行に移していただきたいと思います。また経済対策として気になったのが、令和版「所得倍増計画」です。実現するかどうかわかりませんが、リーダーが前向きな目標を示すことは重要なことです。日本人の給与所得はこの20年間ずっと横ばいか減少しています。いまやOECD加盟国の中でも下位に沈み、アメリカと比べなんと半分くらいまで差がついています。道理で海外に行くと、物価が高く感じるわけです。ニューヨークでビックマックやラーメンを食べると、日本の約倍くらいとられます。逆に彼らが日本に来ると安い安いと爆買いできるのです。立場は完全に逆転しました。今は、倍増ならぬ、やばいぞうな状況ですが、起死回生の一手を打つことができるのか、注目です。

 お陰様でごう内科は、10月1日に10周年を迎えることが出来ました。これもひとえに患者さん、地域の皆様、連携する医療機関や介護施設の方々のご指導、ご協力があったからこそと感謝申し上げます。これからも、「医療と介護が連携し、地域の方々の健康と生活に貢献する」という使命に邁進して参りたいと思います。末永くよろしくお願い致します。

 写真は、森の向こうに黄金に煌めく洞爺湖です。


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9月あいさつ(2021年)
 オリンピック・パラリンピックの熱狂が終わり、日本は夢の跡です。季節は、北海道らしい爽やかな風にコスモスが揺れ、一気に秋めいてきました。一方で私達はコロナに揺れる毎日を過ごしています。果たして終わりはいつ訪れるのでしょう?

 そんな中、先日管総理大臣は次期総裁選に立候補しないことを発表しました。管政権の評価は様々ですが、殊コロナに関しては概ね厳しいようです。水際対策の甘さ、PCR態勢の不備、ワクチンの出遅れ、病床の不足など、一貫して予防〜診断〜治療の全ての段段階で不十分であったことは否めません。しかし一つだけ、ワクチン1日100万人の目標を達成したのは、管総理の功績ではないでしょうか。途中で弾切れにはなったものの、リーダーの発する言葉の威力を見た思いでした。未知のウィルスに、日本ばかりではなく世界中の人々が不安に揺れています。戦後、これほどまでに人心が乱れている時代はなかったと思います。こういった混沌とした時代だからこそ、一筋の灯りをともし、国民を励ます言葉を持ったリーダーが必要なのではないでしょうか。「思考は現実化する」とナポレオン・ヒルは言いました。また日本には古来から「言霊」という言葉があります。しかし現代日本ではテレビ以外にも、インターネットやSNSなど、多くの思考や言霊がはん濫しております。そんな混沌とした情報の中から、正しい情報を見つけ、正しい言葉で希望を引き寄せる社会になることを願っております。

 ワクチンの接種率が、1回接種で60%、2回接種で50%を超えました。2回接種が60%を超えると集団免疫が成立すると言われていました。しかし、相次ぐ変異株の出現で、3回目の「ブースター」の必要性がクローズアップされ、見通しが変わりつつあります。ただ、2回接種による重症化予防効果はてきめんで、死亡者数の大幅な減少が続いております。ワクチン接種者の感染を「ブレークスルー感染」と業業しく呼びますが、実はそれはインフルエンザなどの感染症でも普通に起こることで、重症化を防止できることこそが、何よりの明るい光、管総理の置き土産なのかもしれません。

 当クリニックでは、全てのかかりつけ患者さんへのコロナワクチン接種を完了しつつあります。まだ接種が済んでない方はお早めにご予約ください。11月からは例年通りインフルエンザワクチンを行う予定です。

 写真は、島武意海岸でシーカヤックから撮影した積丹ブルーです。天国のような絶景でした。

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8月あいさつ(2021年)
 8月になりました。今年の夏は北海道とは思えない暑い日が続き、30度を超える真夏日が10日連続を超え、97年ぶりに記録を更新したそうです。「短い夏」が代名詞だった北海道は、これからは「長い夏」になってしまうのでしょうか?

 セットカウント3-3、最終第7セット目で2-9、負けまであと2点。卓球男女混合の水谷隼人と伊藤美誠ペアはドイツペアに追い詰められ、誰もが準々決勝での敗退を覚悟した場面です。ところが、そこから日本ペアの怒濤の反撃が始まり、ついには10-10のデュースに追いつき、最後は競り合いの末に大逆転勝利を収めたのです。追撃の間の伊藤の表情には鬼気迫るものがあり、悟りを得たような美しさが印象的でした。人間が見せる極限の中の美、まさに美誠という名前に相応しい瞬間でした。その後の決勝で中国の両世界王者ペアをフルセットの末破り、金メダル獲得とともに混合ダブルス初の世界チャンピオンに輝きました。私はすぐさま交流させていただいている北京オリンピック女子団体監督だった近藤欽司さんにSNSで祝電を打ちました。近藤さんは幼少時の伊藤選手や平野美優選手を指導していた名伯楽で、「打倒中国は日本卓球界の長年の夢でした。私は近藤ですが感動しました」と得意のダジャレで返してくれました。私も「欽司塔達成おめでとうございます」とレシーブしました。

 この他にも数々の名場面が続いており、皆さんの心を揺さぶっているものと思います。コロナ禍での困難な開催で賛否両論ありますが、参加している選手は、ただひたすらに自分の置かれた状況でベストを尽くしている姿に感動を覚えます。翻ってみると私達も彼らと同じで、この困難な状況で、毎日出来る限りのことをしていくことが大事なのではないかと思いました。

 お盆を越えると、徐々に涼しくなってくると思います。水分補給や消化の良いものを召し上がりながら、北海道の長い夏をお元気でお過ごし下さい。体調が悪い方は、夏バテによく使う漢方もありますのでご相談ください。

 写真は真夏の千歳川です。澄んだ清流、森の緑、青い空が完璧に調和していました。


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| | 12:14 AM | comments (x) | trackback (x) |
7月あいさつ(2021年)
7月になりました。しばらく晴れの日が続き爽やかな北海道の初夏を味わうことができました。しかしその後、本州の梅雨入りとともに北海道も蝦夷梅雨を迎えたようです。これから本格的な夏を迎え、そしてオリンピックがやってきます。

 開催地の東京は連日感染者数が前週を上回り、ついに1日に1000人に迫る勢いです。オリンピックを約2週間後に控え、政府と東京都はついに4度目の緊急事態宣言を発出しました。そして会場は無観客になる公算が高そうです。既に日本入りしている各国の選手団から早くも感染者が出ています。これから本格的に何万人という選手団が入国してきます。オリンピックで私達が見るものは、歓喜なのでしょうか、それとも混迷なのでしょうか。オリンピック憲章とは何なのでしょうか?私達はこの1年、経済と命のバランスの間で右往左往し、コロナに翻弄されてきました。オリンピックもまたその縮図なのでしょうか。オリンピックが原因で誰かが苦しむことのないよう祈りたいと思います。

 そんな中、一人の若き侍がアメリカから連日素晴らしいニュースを送り続けています。北海道から飛び立った二刀流は、本場メジャーリーグでもその実力を爆発させています。目下のところ、ホームランで両リーグ単独トップ、先日は安打が7連続本塁打、投げても4勝を上げ、盗塁でもその俊足を活かして活躍が止まりません。大谷選手と比較できる選手は70年前の野球の神様と言われたベーブ・ルースただ一人だけで、しかもそのルースの記録すら抜こうという勢いです。「巨人の星」の大リーグボールを見て育った私には、大谷選手の活躍はもはや現実のものとは思えません。彼の活躍は、今やコロナ禍とオリンピックで彷徨う私達の一服の清涼剤のようです。

 管首相のかけ声の下、予想を上回る勢いでワクチン接種が進みました。大変望ましいことですが、今度はワクチンの在庫が枯渇してしまい、当クリニックもそうですが大規模接種会場でも新規予約が一旦停止になってしまいました。また新しい情報が入りましたらお知らせ致しますのでしばらくお待ちください。

 写真は積丹半島の美国の写真です。夏を迎え、積丹ブルーの美しさも際立ってきました。


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| | 07:20 PM | comments (x) | trackback (x) |
6月あいさつ(2021年)
 6月になりました。今年も蝦夷梅雨が続き、土日は実に2ヶ月間ずっと雨だったそうです。ステイホームでどこにも出かけないのであまり気になりませんでしたが、人流を抑えるのに天も味方してくれたのでしょうか?

 ところが北海道、特に札幌の感染拡大が止まりません。札幌のコロナ病床使用率はほぼ100%が続き、兵庫県と並びよくない状態が続いております。遅まきながらワクチン接種も始まりましたが、
感染拡大との競争のようになっております。政府が目標とする1日80万人の接種を続けると、約3ヶ月で人口の半分以上の接種が完了し、集団免疫が達成される計算となります。つまり、9月頃には相当安全な状態になる見込みで、欧米のように通常の生活や旅行ができる日も近いかも知れません。ごう内科でも既に接種を始めており、定期通院の患者さんは全員接種する予定です。また集団接種会場でも前倒しで接種が進む予定ですので、お急ぎの方は集団接種会場にお問い合わせ下さい。

 最近タイ料理に嵌っており、時々買ってきたり作ったりしています。先日タイ料理を持ち帰りした時のことです。妻が「そうだ、この間とっておいたワクチンが余っている!」と嬉しそうに言ったので、何故家にワクチンがあるのだろう、しかも料理と全然関係ないな、と思っていたら、良く聞くとワクチンではなくパクチーのことでした。職業病と言えばそれまでですが、はやくパクチーがワクチンに聞こえなくなる日が来ることを願っております。

 夏至が近づき、ますます日が長くなり、過ごしやすい日が続いております。厳しい日常が続きますが、身近な自然や出来事を楽しみつつ、コロナ禍が明けるまで健やかに過ごしましょう。


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| | 10:52 PM | comments (x) | trackback (x) |
5月あいさつ(2021年)
 楽しいはずのゴールデンウィークは、緊急事態宣言や蔓延防止対策の影響だけでなく、あいにくの長く寒い雨で、ずっとステイホームだった方も多かったのではないでしょうか。寒梅ならぬ寒桜で、楽しむ間も少なく散ろうとしています。

 そんな中、東京オリンピックまで2ヶ月あまりとなり、通常であれば盛り上がってくる時期ではありますが、コロナのイギリス変異株による第4波の発生で、すっかり気勢をそがれております。今や、アスリート達からもコロナ禍での開催を疑問視する声も出始めました。大阪では、変異株による感染が止まらず、ついに医療崩壊を来している事態です。札幌もこれを追うかのような展開を見せており、対岸の火事ではありません。一体、どうやったらこの事態から逃れることができるのでしょうか?
 
 それは集団免疫を獲得することに尽きます。集団免疫とはその国の人口の過半数が感染すると、それ以上感染が広がらなくなる状態を言います。今回のコロナでいうと大体、50-60%の国民が感染すると集団免疫獲得となります。しかし現在の感染スピードだと、これを達成するまでになんと約100年もかかってしまいます。なおかつ、致死率2-4%という大きな犠牲を伴います。もうひとつの方法として、ワクチンによる免疫獲得という方法があります。日本で行っているファイザー製ワクチンの場合、2回接種すると重症化率を1/20にまで減らすことができます。一方で、アナフィラキシーショックなどの副反応が懸念されますが、これは20万人に1人という極めて少ない発生率で、しかも本邦では全例処置により回復しております。現在の大阪が、来月の札幌という未来を考えると、一刻も早い接種が望まれます。しかし、残念ながら日本のワクチン接種率は未だ2%台で、主要国どころか発展途上国に比べても極めて低い水準です。医療者ですら摂取率が50%程度です。管首相は、7月末までに全ての高齢者への接種を完了させると言いました。実現性を疑うような目標ですが、とにかく一人でも多くの方への接種が望まれます。ごう内科でもまずは、75歳以上の定期通院の患者さんを対象に6月初旬から接種を開始する予定です。全員分確保できますので、どうぞ慌てずに、接種券が届いた方からご相談ください。お急ぎの方や、定期通院以外の患者さんは、札幌市のワクチン接種お問い合わせセンターへご相談ください。

 辛い状況を、カタクリやエンゴサク、ツツジや桜や梅などの春の妖精達が慰めてくれました。6月に入るとライラックが一斉に咲き誇ります。夏のバラの頃には、明るい展望が開けていると良いですね。

 写真は、白石サイクリングロード・エルフィンロードのひとこまです。夕日に染まる水仙がきれいでした。

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| | 11:41 AM | comments (x) | trackback (x) |
4月あいさつ(2021年)
新年度になりました。雪は解け、徐々に気温も上がってきました。ふきのとうが芽を出し、春の妖精の第一弾、クロッカスやスノードロップ、チオノドクサが可憐な姿を見せてくれています。もう少しするとカタクリやエンゴサクの競演が始まります。

 7月にオリンピックを控え、ついに聖火リレーがスタートしました。トラブル続きの東京オリンピックですが、果たして無事に開会式を迎えられるのでしょうか?思えば、30年前まではオリンピックはアマチュア限定の大会でした。札幌オリンピックでは、フィギアスケートのジャネット・リン選手が尻餅をついた時の可憐な笑みで大人気になりました。しかし、プロがスポンサーを背負ってしのぎを削る商業主義の現在で、そのようなシーンは見かけなくなりました。一方で超一流のアスリートが国を背負って戦う姿を見る醍醐味はアマチュアの時にはないものです。一長一短ですが、今回のコロナ禍では、商業主義のがんじがらめにされた一短の方が目立つようです。相次ぐ失言で責任者が次々と姿を消す事態に、多くの国民は辟易しています。私もその一人で、中止してもよいのではないかと考えたくなります。そんな中、競泳女子バタフライ決勝で、白血病から復帰した池江璃花子選手が優勝し代表の座を勝ち取りました。わずか18歳で白血病を発症、世界トップの舞台から病床へ。まさに絶望の淵からの復帰です。これまでの醜態を清らかな水が流し去るかのごとく、忘れていたオリンピックの素晴らしさを思い出させてくれました。先日、大倉山シャンツェの記念館を訪れた時、札幌オリンピックの映像が流れていました。ジャンプ70m級で笠谷選手始め、日の丸飛行隊が金銀銅を独占し表彰台から手を振る映像を見て、とても誇らしく感動が甦ってきました。その後、前回のブラジルオリンピックまでのショート映像が続き、なんて素晴らしいのだろう、と思いました。コロナ禍でのオリンピック開催の功罪は歴史が判断するでしょうが、今は、池江選手の苦難と喜びに思いを馳せて、私も頑張ろうと思いました。

 コロナワクチンのご質問が増えております。ごう内科では定期通院の患者さんを対象に接種を行います。アナフィラキシーにも対応する体勢を整える関係上、1日に少数の患者さんを対象に完全予約制で行う予定です。詳細は追って掲示板やホームページでご案内致します。

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