院長あいさつ

 

6月あいさつ(2023年)
6月になりました。ライラックも盛りを過ぎ、いよいよ初夏の訪れ・・と行きたい所ですが、気温がなかなか上がらず、夜にはストーブを点けたくなるような寒さが続いております。花冷えが遅れて来たのでしょうか?

 今回は、世界を驚かせた2人の日本人について述べたいと思います。

 1人目は、南アフリカで行われた世界卓球女子で、早田ひな選手が、準々決勝で中国選手を破り、見事銅メダルを獲得しました。中国選手を破ってのメダル獲得は、実に58年ぶりの快挙だそうです。試合は7セットマッチで、お互いに3セットずつを取り合い、最終第7セットを迎えました。早田選手は先行したものの逆転され、10-8とマッチポイントを握られます。しかしなんとかデュースに持ち込みます。ここからは二本先行したほうが勝ちになります。ここでも中国選手が先行し、実に7回ものマッチポイントを握られますが、必死の攻防で凌ぎます。そして早田選手が3回目のマッチポイントを獲得した時、壮絶な撃ち合いの末に二本を獲得し、死闘に終止符を打ちました。この試合について、個人的に親交のある元全日本女子監督の近藤欽司さん(現サンリツ総監督)はこうお話しされていました。「早田さんは、毎朝納豆を食べて粘り強い食事のようで、最後の二本をしっかりと取り切りました。これが本当の二本人です。皆さんも頑張って立派な二本人になってください。」といつもの名調子でした。

 2人目は、お笑い芸人の、とにかく明るい安村さんです。日本では一発屋として記憶される中堅芸人ですが、イギリスの世界的オーディション番組のブリテンゴットタレントで大旋風を起こしました。私は彼の活躍に2つの驚きを感じました。ひとつは、英語が拙いに関わらず、審査員と観客のハートをガッチリ掴んだこと、もうひとつは特に欧米ではNGと思われた裸芸が受けた、ということです。このオーディションの優勝者は、ロイヤルファミリーの前で演技を披露することになっており、安村さんもそれを目指して渡英しました。しかし、日本で言えばパンツ一丁で天皇陛下の前で演技をするのと同じことなので、それが理由かどうかはわかりませが、惜しくも優勝を逃しました。しかし、これを見たほとんどの人は、ロイヤルファミリーの御前を裸で躍動する安村さんを想像するに違いなく、ロイヤルファミリーを見るたびに、パンツ一丁の日本人を思い起こすことになるでしょう。
 審査員問題に揺れる日本のお笑い界ですが、その答えも安村さんが示したような気がしました。

 連日の寒さと台風による気圧の変化のせいか、風邪をひいたり体調を崩す方が見られます。風邪症状がある場合は早めの受診と治療を、そして気象病には漢方が効く場合があるので、お気軽にご相談ください。

 写真は、お隣さんの敷地に飛来したクマゲラです。住宅地への特別天然記念物の登場に驚きました。


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