昨年の大雪の悪夢とは打って変わって、
今年は雪が少ない上に、みつば町内会は排雪の順番が早く、例年になく早い雪解けとなりました。春の訪れも早く、スノードロップやクロッカスがいち早く顔を出して楽しませてくれています。しかし、同時に花粉の飛散も始まり、アレルギー症状を訴える患者さんが増えております。
3月は1週間ほどのお休みをいただきました。私の娘がロンドンに留学しており、大学のイベントに参加するために渡英しました。コロナ明けの久しぶりの海外旅行で、しかもロシア上空が飛べないため、ソ連時代と同じ、アラスカ経由の航路でした。アラスカ上空では幸運にも見事なオーロラを見ることができました。ロンドンに着いて翌朝ホテルから出た瞬間、真っ赤な2階建てのロンドンバスが目に飛び込んできました。そしてノーマスクです。得も言われぬ自由を感じ、これまでどれだけ抑圧されてきたのかに気がつきました。ロンドンの人は皆、親切で礼儀正しく、社会に規律と安定を感じました。治安も良く、外国に来てこれほど安全を感じた国はありませんでした。女性陣はアフタヌーンティーとショッピングなので、私はほとんどが単独行動でした。ブライトンという港町に行き、サッカー日本代表の三苫の試合を見に行きました。FAカップという世界最古のカップ戦で、三苫も点数を決めて5-0で勝利、本場の最高の雰囲気を味わうことができました。終了後スタジアムのスポーツバーに行ったところ、地元民ばかりで最初はジロジロ見られましたが、色々話すうちに友達ができました。FAカップ決勝はサッカーの聖地ウェンブリースタジアムだぜ!というので、翌日はウェンブリースタジアムに言ってツアーに参加しました。FAカップのレプリカを掲げたり、ドレッシングルームやミックスゾーン、インタビュールームを見たり、入場するシーンまで再現してくれて、ピッチに入った瞬間は鳥肌が立ちました。長い通路には歴史的な写真がたくさん展示されていました。その中で唯一の日本人の写真を見つけることができました。サッカーなでしこジャパンです。W杯決勝を行ったのがウェンブリースタジアムだったのです。とても誇らしい気持ちになりました。他にも、定番のストーンヘンジやコッツウォルズ、バースなどにも行きましたが、詳しくは写真でご紹介したいと思います。とても印象深い国で、何度でも行きたいと思いました。
さて、日本でもマスクの義務化が解除されました。帰国後すぐに回転寿司に入りましたが、板前さんたちはノーマスクで握っていました。人混み以外ではマスクを外す人も徐々に見受けられ、徐々にではありますが、コロナ前に戻りつつあります。私たちも自由を感じつつも、要所で気をつけながら、待ちに待った春を楽しみたいですね。花粉症の患者さんが増えてきております。早めの抗アレルギー剤の服用や点眼、点鼻が有効ですので、お気軽にご相談ください。
写真はコッツウォルズの桜です。桜はどの国にも合いますね。
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