6月になりました。
先月はタイのプーケットのお話をしましたが、5月の北海道で、まさかタイより暑い気温を体験するとは思っていませんでした。その日、私は道東にいました。屈斜路湖の雲海を見るべく朝3時半に津別峠に行きましたが、標高が高いのに全く寒くないのです。晴天のため雲海は見られずにホテルに戻って朝食を済ませ、近くの小川の周りを散策。呑気に楽器を奏でていると、妙に暑いのです。気がつくと朝にも関わらず30度を超えていました。その後、車で北上していくと、車の温度計はどんどん上昇。最後には40.5度を示しました。これは2度と体験できない温度と思い、車から降りて歩いてみました。吹く風は熱風でずっと暖房に当たっているかのようでした。すぐにギブアップかと思いきや、意外にも1kmほど歩いても割と平気で、湿度がないせいかそんなに汗もかきませんでした。上湧別のチューリップ公園に着くと、この時期は満開の筈でしたが、なんとほとんどの花が咲く前に乾燥して枯れていました。そしてその日は、日本の5月の気温では最高記録だったようです。最近の気象は、全く予測のつかない時代になってしまったのでしょうか。
6月のごう内科アフタヌーンコンサートは、国際月間を迎えています。5日にはスペインからバイオリニストのアドリアーナ・アルカイデさんをお迎えました。カーネギーホールでの演奏など素晴らしい経歴を持つ一流の演奏家で、バロック音楽を中心とするクラシック、即興演奏、さらには歌まで披露していただき、素晴らしい演奏に皆さん酔いしれました。私も「ふるさと」をハンマー・ダルシマーで共演させていただき大変光栄でした。国際月間第2弾は、29日(土曜日)にハンマー・ダルシマー全米チャンピオンで映画「メアリーと魔女の花」の全編劇中音楽を担当したジョシュア・メシックさんをお迎えします。信じられないほど美しく多彩な演奏を聴くことができます。かつてない国際色豊かな月間となっておりますので、この機会にぜひ一度ごう内科アフタヌーンコンサートにお越しください。
6月は一転、気温が上がらず、風邪を引く人が増えています。またアレルギーもまだ散見されます。気温の変化には十分注意され、お元気に北海道の爽やかな夏至の日々を楽しみましょう。
写真は、道東コムケ湖の夕景です。
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