朝夕の風にひんやりとしたものが

混じり、公園や道端では、コスモスが細い茎の先で揺れる季節となりました。「秋桜」の名のとおり、決して華やかに主張するわけではありませんが、風が吹けば逆らわずに身をゆだね、それでいて折れることなく立ち続ける姿に、季節の移ろいを感じることができます。
以前から自然災害について書かせてもらっていますが、年々そのスケールが大きくなっております。8月には千葉県や福井県で記録的な大雨となり、道路が冠水し、多くの車が走行不能となりプカプカ浮かんでいる映像を目にしました。千葉市の私の友人も、自宅の直前まで洪水が来たそうです。そうかと思ったら、ネパールでは信じられないような巨大な土石流と洪水が発生し、初めて目にした時は映画かAIによる映像かと思うほどでした。いずれも地球温暖化との関連が疑われていますが、このままのスピードで災害の大規模化が進むと、行き着く先は神話のノアの方舟かと考えてしまいます。被災されたすべての皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
先日、幕別町出身のスピードスケートの高木美帆さんに国民栄誉賞が贈られました。王貞治さんから始まって29人目の受賞だそうです。高木選手は3度のオリンピックで、金メダル2個を含む合計10個のメダルを獲得、冬季五輪で10個のメダルを獲得した初の日本選手、夏冬を通じても日本女子最多という偉業を達成されました。因みに最多獲得数は13個の小野喬氏(1950-60年代、体操)、12個の加藤沢男氏(1960-70年代、体操)で、高木選手はこれに次ぐ堂々の3位です。国民栄誉賞の北海道出身者では、大鵬・千代の富士(いずれも大相撲)に次ぐ3人目です。お姉さんの高木菜那さんも金メダル2個を含む3個のメダルを獲得、高木家だけで合計13個のメダルを獲得しており、道産子2人で小野喬氏に並ぶというまさに伝説の姉妹、幕別の誇り、北海道の誇りと言えるでしょう。今の日本は総理大臣も女性、財務大臣も女性、国民栄誉賞も女性で、日本の歴史上今ほど女性が国を代表している時代はなかったのではないでしょうか。政治も経済も混沌とし、自然災害も増える中、私を含む男性陣はしっかりと女性リーダーをささえて難局を乗り越えたいですね。
今年は夏が短く、気温が下がってきたせいか風邪やインフルエンザ、コロナ感染症が散見されます。インフルエンザワクチンは10月から行う予定です。詳しくは外来受付にお問い合わせください。涼しい北海道の秋を健やかにお過ごしください。
写真は知床の海を漂うクラゲです。カヤックから水中撮影をしました。
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