あちこちで雛人形を見かけると思ったら早くも3月を迎えました。
2月は暖かく、一時は氷割りをする姿が見られましたが、一転真冬に戻ってしまいました。しかし、今年はみつば町内会の排雪は早く、割と平穏な冬となっております。
能登地震から2ヶ月が経ち、その後の記事が散見されますが、なかなか復興は簡単ではないようです。印象に残った記事がありますのでご紹介致します。87歳のお婆さんが自宅の畑に肥やしを撒いているなんでもない写真でしたが、そのお婆さんは、一旦避難所に行ったものの、「昼だか夜だかわからん避難所生活、知人もいない」と、避難所生活が嫌になり、家族を説得し、電気水道が戻らない自宅へ戻り一人で生活を始めたと書いてありました。87歳のお婆さんがそんな環境で一人暮らしだなんて可能なのだろうかと思いましたが、お婆さんの「ここではすることがある、野菜や果物を育ててまた朝市で売るんだ」という言葉に力強さを感じました。また、東北大震災で放射能による帰宅困難区域が最近解除された町で、戻る人がまばらの中、少人数ながら地元のお祭りを復活させ、故郷に太鼓と笛の音を響かせた男性の記事がありました。亡くなった父親に聞かせたかった一心で取り組んできたそうです。こうした記事を見ると、自分の居場所や役割、人とのつながりが、個人と社会の関わりにおいていかに大切かを感じました。常日頃からそうしたものを大切に暮らしていくと、災害に遭った時に立ち向かえる大きな力になるのかもしれません。
大谷翔平選手が結婚を発表し、多くの女性を失望させました。祝福の裏に嫉妬ありですが、大谷選手のホームランを見て全てを忘れましょう。
2月末からアレルギー性鼻炎の症状を訴える患者さんが散見されます。例年どおり、2月末から5月にかけては、ハンノキとシラカバ花粉が飛散しますので、症状が出る前にお早めにご相談ください。まもなく雪解けを迎えます。春の訪れを待ちながらお元気でお過ごしください。
写真は鶴居村の丹頂鶴です。飛び立つ前に華麗な舞を披露しておりました。
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