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院長あいさつ

12月あいさつ(2016年)
 11月の大雪は一度溶けましたが、12月に入り一気に寒くなり路面はツルツル、本格的な冬将軍の訪れを感じる師走となりました。

 今年も色々なことがありました。当クリニックを振り返ってみると、10月に5周年を迎えることができました。石の上にも3年といいますが、それを越えたことでようやく足腰が鍛えられてきたかなと感じております。これまでの地域の皆様の温かい応援に感謝申し上げます。これからも、「医療と介護が力を合わせ、地域の方々の健康と生活に貢献する」という使命のもと、①医療と介護の連携、②24時間対応の在宅医療、③漢方医療の提供という3つの柱を継続できるよう頑張りたいと思います。

 国内を見ますと、今年も熊本をはじめ多くの自然災害に見舞われました。地震が少ないと言われていた地方での大地震、そして未曾有の被害の状況を、またもや私達はテレビの画面を通じて見ることになりました。白石区からも医療や介護チームが派遣され貢献されたという話を聞き、大変心強く思いました。日本全国、皆で助け合って災害に向き合うしかないのかも知れません。被害に遭われた地域が、一日も早く復興しますように。
 先日岩手県一関・平泉・花巻に行ってきました。訪れる直前に東北で大きな地震があり躊躇しましたが、なんとか無事に帰ってきました。東北の景色は素晴らしく、食事もとても美味しく、人も親切ですばらしい所です。しかし、最後に宮澤賢治記念館を訪れたとき、東北の自然の厳しさ、一方でそこから生まれる反骨心、志、そして素晴らしい物語に昇華させる強い精神性を感じました。東北の人は粘り強いと言われますが、こうした厳しい自然が彼らの精神性と文化を育んだのではないかと感じました。

 世界を見ますと、今年もフランスを始めヨーロッパ各地でテロに怯える年になってしまいました。中東ではISの勢力は維持され、世界にテロを輸出しています。その反動か、世界はトランプ氏をはじめ、保護主義的な指導者が次々に登場し、自国第一主義を掲げています。世界がそれぞれ自分のことしか考えなくなったらどうなるか?悲惨な歴史が繰り返されないことを祈ります。シリアの子供達の悲惨な状況を短編映画で見ました。誕生日を祝う幸せな日々が空爆で奪われていきます。逃げ回っているうちにストレスと栄養失調で髪が抜け落ち、やがて肺炎になり衰弱していきます。しかし病院にはかかれません。なぜなら病院も破壊されているからです。映画は無表情になった子供の顔で終わります。医療は平和でなければ提供できません。老いも若きも笑顔で暮らせる社会でありたいものです。世界には、今こそ、困った人に寄り添い、ともに助け合う宮澤賢治の精神が必要なのではないでしょうか。

 さて、そんな笑顔でクリスマスを迎えたい方にお知らせです。12月21日(水)午後2時から、ヨーロッパ中世古楽を奏でる女性3人組「ウィリディス」をお迎えしコンサートを行います。中世の教会にタイムスリップしてクリスマスを満喫しませんか?

 厳しい自然は北海道も一緒です。ツルツル路面で転倒し骨折する方が毎年いらっしゃいます。特に高齢者では転倒後寝たきりになる場合もありますので、十分注意して歩きましょう。皆様、良いお年をお迎え下さい。

 写真は、中尊寺敷地内の池です。紅葉の残った木々や緑が水面に反射して綺麗でした。


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