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院長あいさつ

2月あいさつ(2021年)
 2月になりました。今年の北海道はことのほか寒く、札幌でも水道凍結が相次いだ時期がありました。一方で降雪量は少なく、雪かきの労から逃れられたと思っていたら一転、2月初旬にはまとまった雪が降りました。結局いつもつじつまが合うことが多いですが、果たして冬後半はどうなるでしょうか。

 新しい年にあたり、最近の国際的な潮流であるSDGsについて触れてみたいと思います。エスディージーズという頭文字ですが、日本語では「持続可能な開発目標」という意味だそうです。2015年に国連が定めた2030年までの目標で、ざっくり言うと「地球と人間が喜ぶことをした人が得をする社会にしましょう」という感じです。例えば、「二酸化炭素排出量を削減した企業や国は偉くて儲かる!」というような具合です。これらを達成するために、17個の目標が掲げられています。個人的に気になったものについて触れたいと思います。まずは「貧困と飢餓の撲滅」です。これは開発途上国ばかりではなく、今や日本の子供の6人に1人は貧困で深刻な問題となっています。具体的な取組としては、飲食業界で余剰となった食材をこども食堂に提供するなどです。次に「性別平等」です。日本の順位は、2020年12月の格付けでは153カ国中121と思った以上に低い位置です。しかしごく最近に思い当たる節がありました。森喜朗会長の女性蔑視発言で世界的に炎上し、オリンピックの開催に更なる逆風をもたらしています。なぜここまで炎上したのかは、オリンピック憲章に違反しているだけでなく、このSDGsという大きな潮流にも逆行する発言だったからではないでしょうか。取組の例としては、男性の育休を推奨して女性の社会進出の機会を作る、クオータ制を設けて一定の女性比率を確保するなどです。次に「クリーンエネルギー」です。先般日本政府は2030年までにガソリン車の全廃という衝撃的な目標を発表しました。実際はどうなるかはわかりませんが、ごく近い将来には全てが電気自動車か水素自動車になるようです。そして、「作る責任、使う責任」です。身近な例を挙げると、お店のレジ袋廃止です。使う方はエコバッグを、という流れです。企業活動では、例えばニトリは廃ペットボトルからカーペットを作り、アディダスは海洋ゴミからスニーカーを作っているそうです。企業活動そのものが環境改善につながるという画期的な時代になりつつあります。

 もちろん建前の部分も多くありそうですが、結果的に環境が良くなり、貧富や性別の格差がなくなればよりよい社会になっていくのではないでしょうか。降雪量のつじつまが合うように、いつまでも良い環境が続くように私もできることをしていきたいと思います。

 コロナワクチンの到着が待たれる昨今です。札幌ではいつ、どこで、どのように接種できるのか、まだ具体的には決まっておりません。ごう内科では、少なくともかかりつけの患者さんの接種には対応したいと考えております。具体的に決まったらお知らせ致します。これまで通り、マスク、うがい、手洗い、消毒、ステイホームを守って、お元気でお過ごしください。

 写真は糠平湖のブルーアイスです。湖面の氷が割れてせり上がり、妖しくも美しい断面を見せてくれています。


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