10月になりましたが

、予想通り暖かい日が続いております。支笏湖や千歳川に行ってもまだ紅葉は見られず、水を触ってもそれほど冷たくなく、鮭の遡上も本格化しておりません。これも温暖化のせいなのでしょうか。
今月の4日に自民党総裁選があり、高市早苗氏が当選し、このまま史上初の女性総理大臣が誕生しそうです。世界ではサッチャー首相の時代から女性は活躍しており、しかも30~40歳代の若き指導者を見かける中、遅きに失したもののいよいよ日本でも女性が率いる時代が到来しました。そして最近のリーダーには珍しく、将来の日本像を具体的に指し示していることは若い人の希望になるのではないでしょうか。
先日、青森に行ってきました。飛行機が離陸して20分も経つと「着陸態勢に入ります」のアナウンス。本当に近いのですね。レンタカーを走らせると沿道にはリンゴがたわわに実っており、リンゴ王国を実感しました。旅行はいつも行き当たりばったりですが、地図を眺めると三内丸山遺跡という聞き覚えのある場所を見つけたので行ってみました。この遺跡は紀元前5000年にあった縄文遺跡で、当時の竪穴式や高床式住居が再現されておりました。中でも一際目を引いたのが、栗の大木を6本の支柱で組み合わせた高さ14メートルの巨大な構造物でした。この建物は、すべて35cmの倍数で設計されており、大きな支柱は僅かに内側に傾いて互いを支え合う「内倒れ工法」方式が用いられ、なんとこの傾斜が現代工法と同じ角度だというのです。そもそもこうした巨木をどうやって運んでどうやって14メートルの高さまで積み上げることができたのか、そして最適な角度をどうやって知り得たのか、とても不思議に感じました。紀元前5000年というと、ピラミッドやストーンヘンジと同じ時代らしく、日本にもこうした巨大構造物があったことに驚くとともにとても誇らしく感じました。当時は非常に温暖で青森でも雪は少なく、海水面は現在より2-3メートル高かったそうです。その記述を読んで、当時から比べると現代は寒冷化しており、温暖化というのは、どこを基準にするかで解釈が変わってくるのではないかと感じました。
暖かいにも関わらず、インフルエンザの発生が報告されております。すでにワクチンの予約は開始しており、接種も10月6日から開始致します。今年は流行が早そうですので、早めの接種をお勧めいたします。これからの美しい紅葉を見ながら健やかにお過ごしください。
写真は、つがる市の高山稲荷神社です。千本鳥居が壮観でした。
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